こんばんは、芦屋です。
前回、私の知人である、
『キャバ嬢を2回で落とす男』の記事を書いたところ、
数人の読者の方から
『「あー、またか・・・」と思いました』
というようなメールを頂きました。
要は身内を含むモテ自慢が多くてウンザリ・・・ということなのでしょうが、
一応、恋愛モノを書いているわけで、
成功例を多く載せるのは必然なのではないか?
と私なんかは思うわけですが、どうやらそれは私の驕りのようです。
まあ、確かに巷のメルマガというのは、
恋愛モノにしろ儲ける系にしろ、
嫌味ったらしい記事が溢れているのも事実です。
それは書き手の問題なので、
申し訳ないとしか言い様がないのですが、
たまには趣旨を変えた記事でも書いていこうかな、と思います。
成功例が食傷気味であるなら、
失敗談なんか如何でしょう?
私はクドイくらい言っていますが、
見た目もよろしくないし、社会的に成功もしていません。
もともと口下手ですし、学生時代にモテた経験もありません。
なので成功談の陰に数々の失敗談があるわけです。
それこそ成功例の比ではありません。
たまに読者さんの方から、
1回、2回キャバクラに行って失敗したと落ち込むメールを頂きますが、
私はその何十倍の数の失敗をたくさんの時間とお金を掛けてしてきたわけです。
特にキャバクラに行き始めてから数年間は、
アフターの一つもまともにできないくらいでした。
もちろんプライベートの彼女もいませんでしたし、
ホントどうしようもない男だったわけです。
話も下手だし、女性の会話に合わせて、
「ンフフ♪」
とほくそ笑むのがやっとな人間でしたよ。
そこから試行錯誤の末、
今のノウハウが出来上がっていったわけです。
成功の秘訣は何といっても、
『さまざまなパターンを考えだし、実験できた』
ことと、
『それ自体を楽しめた』
ということにあります。
多くのお客さんは、
指名嬢に嫌われたくないから無難なことしかしないと思います。
同じことをし続けていれば同じ結果にしかならない、と理解しながらも、
思い切った行動ができないのです。
「回数を重ねていけばそのうち・・・」
という願望を胸に抱えながら・・・。
ですが結果としては、
何も変わらないことがほとんどです。
むしろ数を重ねれば重ねるほど、
『安定して来店してくれるお客さん』
としか見られなくなります。
当然ですよね?
こっちは遊びでも、向こうはビジネスでやっているわけですから。
なので根本的なマインドセットを変える必要があると私は理解し、
いろいろな実験を始めていったわけです。
それは過去の記事にたくさん書いたので、
ここからは闇に葬り去りたい、私の失敗談を綴ることにしましょう・・・。
多分、あなたと同じことをしていると思いますから・・・。
では失敗談の一つ目・・・。
それは繁華街と少し離れたラウンジでした。
ちなみにラウンジとはキャバクラとスナックの中間だと思ってください。
システムはキャバクラに近いけれでも、
若干安くてホールにカラオケがあるような店です。
暇な時は女の子はマンツーマンで着きますが、
忙しくなるとマイナス(客よりもキャストの方が少ないこと)になります。
そこで出会ったのがAちゃん。
年齢は20歳で、北欧系の顔立ちをしたFカップ(自称)の女の子でした。
↓イメージ的には、よくまとめブログに掲載される左の娘にそっくりです。
見た目はモロにタイプで私の下半身は早々に疼いていました。
そして繁華街から外れたところの小さい店ということで、
正直、舐めていたというのが実際のところです。
初めて着いた時は、彼女はベロベロに酔っぱらっていて、
私にしなだれかかってきました。
「この娘は軽いな・・・」
最初に抱いた印象がそれです。
それから何回か指名しては、
抱きかかえるように肩に手を回していました。
彼女もそれを拒否するでもなく、
私に寄りかかってきたので、本当に楽勝だと思いました。
特に彼女が風邪を引いた時に、
「移してあげようか?」
とキスをする仕草をするのを見て、「絶対にヤレる」と勘違いしていたものです。
時は経ち、おかしいなと思い始めたのは、
何度アフターに誘っても成立しなかった時。
それらしい理由をつけては、
一向にアフターに応じてくれなかったのです。
「同伴なら大丈夫だけど・・・」
彼女の言い分はそれでした。
それでも通い続けていたわけですが、
はっきりと「あ、これはダメだ」と確信するのに時間は掛かりませんでした。
ある日、珍しく彼女から電話が掛かってきたのですが、
会話の端々でどうも何かがおかしい、と思ったのです。
それでも電話の中で約束をしたので、
店に行ってみたところ、
「あ、こんな時間にめずらしい!」
と言われたことで気づきました。
(あ、さっきの電話は俺に掛けたつもりじゃなかったんだな)
と・・・。
要は名前が似たお気に入りの客だと思って掛けてきたのです。
(本当に聞いたことのないような甘いセリフを吐いていましたから)
それが結構ショックでその日以来、しばらく店に行くのは止めました。
悲しいかな、その間に彼女から連絡は来ませんでした。
1年ほど経った頃に、
飲み仲間から「この辺で女の子の店ない?」
と言われたことで、久しぶりにその店に行ってみることにしたのです。
その時はフリーで入ったのですが、
何の運命の悪戯か、私にAちゃんが着いたのです。
もちろん、私はAちゃんだとすぐに分かったのですが、
彼女はにっこり笑って、
「はじめまして♪」
と名刺を渡してきた時に、
(あ、俺は壮大な勘違いをしていたんだな)
とやっと気がつきました。
指名をして通っていた時は、
私にしなだれかかって、
「芦屋さんといると落ち着く~」
なんて言っておきながら、実際はコレです。
私は大変ショックを受けました。
恋愛が勘違いなだけならともかく、
私のことを覚えていなかったわけです。
・・・にも関わらず、私はこの娘に対して
『ヤレる!』と思っていたわけですから・・・。
今、思い出しても顔から火が出るほどの恥ずかしい思い出です。
ですが今ならわかります。
それこそキャバ嬢ってものだと。
当たり前っちゃあ当たり前なんですが、
当時の私は舞い上がりすぎて気づかなかったのです。
経験の少ない当時の私には、
密着される営業に耐性がなかったのです。
(興味のない客にはやらないだろう)
そう高を括っていたのです。
実際には眼中にすらなかったのにね・・・。
これが私の失敗談の一つです。
私が読者さんからメールを頂く度に、
「関係が向上していると思っているのはあなただけですよ?」
と言っている理由が分かりましたか?
すべては私の経験に基づくものです。
アフターにも応じてくれないなら、
彼女から見てあなたは興味0です。
アフターができない理由を信じてはいけません。
その気になれば、実家に住んでいようと、
家から遠かろうと、ペットを飼っていようと、彼氏がいようと、
できるものなんですから。
ご参考までに・・・。