明けましておめでとうございます。

芦屋です。

 

 

2014年、最後のキャバクラは記憶が飛んで覚えていませんでした(笑)

 

前回ちょろっと紹介した、

あと一歩の嬢がいるお店に行ったのですが、

ドアを開けた瞬間に物凄い喧噪に包まれていて、

「申し訳ありません、ただいま満席でございまして・・・」

という残念なお知らせにより断念致しました。

 

普段はガラガラなのに何故年末はこうも人で溢れかえるのか・・・?

 

 

仕方なく馴染みの黒服さんが働いている店に顔を出したのですが、

こちらも大盛況です。

 

私はこの店ではフリーでしか入らないのですが、

まあ当然こんな忙しい時期に指名をされずに残っているのは、

ちょっとアレな娘たちになるわけです。

 

そんなことわかりきっているのですが、

ここの黒服さんには本当にお世話になっているし、

先ほどの店に行けなかったことで性欲はとっくに失せているわけです。

 

なので、とりあえずは年内最後になるであろうキャバクラを楽しむことに決めたのです。

 

 

 

で、気が付いたら私は自宅のベッドに上着を着たまま横たわっており、

テーブルの上には食べ残しのペペロンチーノ弁当と、

『フィッシュバーガー』と書かれた包みと、

綺麗に半分に割れたシュークリームがあったわけです。

 

もちろん二日酔い。

 

 

「・・・まったく記憶にない」

 

 

携帯を手に取るといくつか着信や、メールが来ていました。

 

 

そこには名前が表示されていたり、

番号だけだったりといろいろなのですが、

ただ言えることは、

 

誰 一 人 覚 え て い な い と い う こ と 

 

 

「まいったな・・・」

 

メールを読んでも名刺を見返しても思い出せません。

 

 

もちろん裸の女性が隣で寝ているなんてこともなく、

こうして私は2014年最後のキャバクラを記憶喪失で締めくくったわけです。

 

 

 

まあそんな私のハートウォーミングな話は置いといて本題です。

 

 

読者さんとのやりとりを細かく分析してみますと、

キャバ嬢を上手く落とせないという人には、

こういう共通点があることに気が付きました。

 

それは『キャバ嬢に優しい人』です。

 

 

もうちょっと厳しい言い方をすれば、

『キャバ嬢を甘やかす人』です。

 

 

読者さんからメールやLINEのやりとりを見せて頂くことが多いのですが、

凄く気を遣った文章になっていますね。

 

それを読むだけで人としての優しさを感じることができます。

 

きっと私なんかより立派な人格をお持ちなんだと思います。

 

 

ですが残念なことに、

『優しさ』というのは対キャバ嬢において役に立ちません。

 

何故なら甘やかせば甘やかすほど、

彼女達はそこを突いてくるわけですし、

悪い言い方をしてしまえば調子に乗らせてしまいます。

 

 

それに彼女たちは平気で嘘をついてきます。

 

それも前後の文脈がまったく繋がらず、

理論的にも破綻しているような嘘を平気で。

 

それを指摘すると今度は逆ギレしてきます。

 

 

半年ほど前にこんなことがありました。

 

新規開拓で行った店に、

入ったばかりだという新人嬢が着きました。

 

若くて顔も可愛く、

未経験とは思えないほど喋りも上手で、

私はすぐに気に入って指名しました。

 

 

結果から言うとこの案件は失敗に終わります。

 

4回来店し、2回アフターを提案したけれど成立せず、

恐らく今後もできないだろうと判断し、諦めようと思いました。

 

何故なら彼女は『用事があるから』という言い訳ではなく、

『アフターは感謝の気持ち』と言い切ったからです。

 

すなわち、

「もっと私にお金を使わないとアフターはしない」

と言い切られてしまったからです。

 

 

彼女の心を動かせなかった私の力不足です。

 

「大人しく諦めて次のターゲットに移ろうかな・・・。」

そう思いました。

 

 

しかしあろうことか、

その日の帰り道に彼女とメールのやりとりをしていたら、

「今度同伴して」

と言い出したのです。

 

 

いやいやいや・・・。

 

あんなに頑なにアフターを拒んだくせに、

よくもいけしゃあしゃあとそんなこと言えるなと思いました。

 

まあ恐らくは

「同伴すればアフターしてあげるかもよ?|ω・`)チラ」

という含みがあるのだと思いますが。

 

駆け引きも何もあったものじゃない。

 

完全に私は舐められていたわけです。

 

 

何度も申し上げているように、

キャバ嬢にとってアフターは何のプラスにもなりませんが、

同伴はポイントとなります。

 

自分の店に行くことは決まっているわけですから終了時間も明確で、

店に入る前の1時間(長くても2時間)だけ会えばいいのです。

 

そしてキャバクラには同伴料なるものが付き(3000円程)

それらはキャバ嬢にいくらかバックされるわけです。

 

 

対してアフターは、

いつ終わるかも分からないし、

帰る時間は遅くなり、送迎も利用できないことがあります。

 

もちろんアフターをしたからといって、

店からバックが入ることもありません。

 

そのうえホテルに無理やり連れ込まれる可能性もあります。

 

 

どう考えても同伴の方がいいに決まってます。

 

もちろん客からすれば、

同伴というのは上記の理由から避けたいものです。

 

 

確かに同伴をしてあげればキャバ嬢は喜びます。

 

ですがそれをすると『お客さん度』が高まってしまいますので、

ますますキャバ嬢はその人をお金としか見なくなるわけです。

 

ですから私は落とす前から同伴はしません。

 

 

ホテルに行ってくれたら後日お礼として行くことはありますが、

アフターも行ってくれない娘と同伴なんてしたら、

それは自ら白旗を上げたようなものです。

 

もうその娘を落とすことはできないでしょう。

 

 

なのでよくアフターを断った後で、

「同伴ならいつでもいいよ」

と言うキャバ嬢がいますが、

それはお前の都合がいいだけだろ!と思いますね。

 

そういうことを言われたら、

向こうの方がパワーバランスが上だと思ってください。

 

 

普通はそんなことキャバ嬢側もわかっているので、

それを言われた時点で『舐められている』ということがわかります。

 

要は下に見られているということですね。

 

 

まあそんなわけですから、

私はその同伴のお願いを断ったのですが、

結構食い下がってきたので私は面倒くさくなり、

「俺には同伴をするメリットがない」

と言いました。(もう切ることは決めていたので)

 

すると彼女は、

「私は指名してくれているお礼として同伴したいと思ったのに!」

と逆ギレしだしたので思わず吹き出してしまいました。

 

 

例えるなら誕生日プレゼントを渡された時に

「君にはお世話になっているから、プレゼントを受け取ってあげるよ」

と言っているようなものです。

 

それくらい滑稽なことを平気で言ってきました。

 

 

「一緒にご飯食べたいと思ったのに!」

と言われることもありますが、

「じゃあアフターでいいじゃん」

と言っても、

「お酒を飲んだ後じゃ食べれない!」

とか言い出しますしね。

 

ここで

「いやぁ、俺19時とか20時はお腹空いてないんだよね」

とか言うと、

「喫茶店とかでもいいよ?」

なんて言いますからね。

 

「おい!メシ食いたいんじゃなかったのかよ!?」

とツッコミを入れたくなりますが、

どうせまた「軽食がある」とかなんとか言い出すので収拾がつきません。

 

 

ほんとにキャバ嬢は口が達者です。

 

 

 

で、大抵の客は

「まあたくさん同伴してやれば、そのうちアフターしてくれるだろう」

なんて簡単に思いますがそうはなりません。

 

せいぜい「3回同伴すれば、アフターに1時間だけ付き合ってあげる」

程度の条件がつくだけです。

 

そしてそのうち「足りない」とか言われてフェードアウト。

 

完全に鎖で繋げられてしまっていますね。

 

 

まあこれなんてまだ良い方で、

通常は「アフターするから店に来て」

とか言われて店に行くと

「ごめん用事ができて」

と言って断られます。

 

同じように

「相談ごとがある」

とか言って同情心を引いて呼ぶのも常套手段です。

 

 

一番笑ってしまったのが、

「誕生日プレゼントを渡したいから来て!」

というものでした。

 

何で自分の誕生日に自分で何万円も金払ってキャバクラに行って、

プレゼントを受けとらなきゃいけないんだよ!と思いました。

 

しかもプレゼントとかいって、

どうせ1000円くらいのハンカチや靴下なのに。

 

 

それくらい店に来させるためなら何でもしてきます。

 

 

 

キャバ嬢の手段は性欲か同情に訴えかけるもの。

 

それも男の良心を利用してきます。

 

「なんだか可哀想」

「行ってあげなきゃ悪いな・・・」

 

そう思ってしまったらアウトです。

 

 

これは電話やメールでも同じです。

 

出る必要のない電話になんて出なくていいし、

返す必要のないメールに返信なんてしなくていいんですよ。

 

どうせ営業なんだから。

 

 

優しくしても男みたいに恩を感じてくれませんよ?

 

女性はその瞬間の感情で物事を決める生き物なんですから。

 

 

その時楽しかったら遊ぶし、

その時気に入らなかったら却下する。

 

だから翌日朝から仕事があっても、

平気で徹夜して会社に迷惑を掛けられるのです。

(場合によっては休もうとします)

 

それを注意しても逆ギレしますからね。

 

 

ましてや野性的で感性で生きるキャバ嬢は猶更です。

 

 

男の同情心を食って生きるのがキャバ嬢なのですから、

それを差し出さないように注意が必要です。