こんにちは、芦屋です。
やはり相談者さまのお助けをするには、
より詳細な内容を聞かせて頂くに限ります。
中には恥ずかしいのか詳しくお聞かせいただけないこともありますが、
もしかしたらそれは私がキビしく突っ込んでしまうからかも知れません。
なんか聞いたところによると、
多くの恋愛カウンセラー(?)みたいな人達は、
質問を送ると優しく
「あなたは間違ってないですよ!頑張りましょう!」
というような励ましをしてくださるようです。
ですが上手くいってない現状を肯定しても、
気分は良いかも知れませんが変わらないものだと思いますし、
私は恋愛はスポーツやビジネスと同じだと思っていますからね。
なので『恋愛マスター』とか『恋愛カウンセラー』みたいに
カテゴライズして呼称するのも好きではないです。
(まあ、そもそもあって無いような肩書ですしね 笑)
というのも物事の構成って本質的なところは大差ないと思っていますから。
例えば恋愛をセールスに例えたり、
仕事ができる人はモテるとか、
経営者は名コーチになれるとか、
セックスはスポーツだ!とか(笑)
いろいろ耳にしたことはあると思いますが、
こういうのはどれだけ物事を帰納的、演繹的に見れているかだと思うんですよ。
これは前回、前々回に紹介した書籍を読んでいれば実感できているはずです。
ただの比喩ではないんですよね。
考え方ができる人とできない人でだいぶ違うんですよ。
そういう考え方ができている人は、
一つの手法として女性を口説く時にセールスの考え方を応用できている人。
つまり自分を商品だと捉え、
どのようにアプローチすれば自分を欲しがって貰えるかを考えられるのです。
一方、そういう考え方が身に付いていない人は、
直接的なアプローチ(「今度○○に行こう」とか「今、暇してる?会わない?」)
しか思いつかないわけです。
まあ、もちろんこれはかなりの確率で失敗するわけですが、
『何故、上手くいかないのか?』も当然わからないわけです。
なので「俺がブサイクだからか?」とか「相性が合わなかったのか?」
はたまた「きっと彼氏(or好きな人)がいるからだ!」
という結論しか導き出せず、
「やっぱり俺はモテないんだ」で終わってしまう。
結果、次に頑張ろうとしても、
優しく口説くか、強気で口説くか、くらいの違いしか出せないのです。
もちろん、問題はそんなところではないので、
どっちをやっても上手く行きません。
じゃあどうするか?
というとこれはもう考え方を変えるしかないんですよ。
つまり考え方を変えれば上手くいくってことです。
上手くいかない方の相談内容を見ますと、
簡単にいうと『自分勝手』なのです。
自分がしたいことだけ(大抵の場合は楽なこと)やって、
モテたいと思っている人が多いんですね。
例えば相手のリサーチはしないし、
自分の会話を録音して聞き直すこともしないし、
自分の話ばっかりしかしないし、
すぐにホテルに誘いたがっています。
そういう前提を見失っている状態でいくら相談されても、
「私の話、聞く気ないですよね(笑)」
としか言えないんですよ。
もう3年半もずっと「口説くな」と言ってるのに、
未だに一方的なアプローチを展開して玉砕している人が後を絶ちません。
キャバクラでも「金を使っているんだからアフターをするのは当たり前」
と思っている人が多いですし、
「アフターをすればホテルに誘っていい」と思っていますし、
中には「指名すれば店外デートをするのはキャバ嬢として当然」
と思っている人がいるのには驚きました。
そして一度オファーが運よく成功したものなら、
「じゃあ次回は○○に行くよね?」
と畳み掛けるんですからキャバ嬢からすると堪ったものではありません。
キャバ嬢はどれだけ指名してお金を使おうが『彼女』ではないので、
向うから「行きたい!」と言われない限りは、
そんな都合が良い思考をしてはいけません。
そんなの相手の立場に立って考えれば分かりそうなものなのですが、
それが分からないということは、
やはり思考方法が間違っているということです。
間違っているというより、不足していると言った方が正確かも知れません。
ただ『自分がキャバ嬢だったら?』を
シミュレーションすればいいだけじゃないですか。
そうすれば
『仕事で席に着いて会話しているだけなのに、
給料も出ないプライベートの時間を削ってまで、
ただの客とデートをするのは嫌だよなぁ』
と分かるはずじゃないですか。
このブログやメルマガでも何度も何度も、
例え話をしてキャバ嬢の気持ちを伝えてきました。
なのに未だに自分本位なオファーを提案する人が多いです。
まあその中には
「俺はキャバ嬢を楽しませている」と思い込んでいるケースも多いですからね。
本当に楽しませているなら向こうから勝手にオファーが来ますよ(笑)
ああ、手前味噌になりますが、
先週の土曜日にキャバクラに行った時は
閉店時間と同時に私は指名嬢に拉致られましたよ(笑)
最初は席に着いた時に
「今まで連絡無視してたんだから、ご飯ご馳走してねー^^」
なんて会話をしていたので同伴かジョークだと思い、
「あー、はいはい」って感じで対応していました。
そうしたら閉店時間に、
「じゃあ準備してくるから外で待ってて!」
って言い出して、
(マジで行く気だったのか・・・)
と思いました。
こうして向こうからオファーが来た時に初めて、
「ああ、楽しんで貰えたのかな?」
って思うべきものだと思いますよ。
ただ店内で笑わせたからだとか、
向こうが「楽しい」って言ったからだとか、
そんなんで判断してはいけませんよ。
じゃあ向こうからオファーさせるにはどうすればいいか?
あるいは快くこちらのオファーを承諾してくれる為には
どうするべきなのか?
そういったことを時間軸の遠いところから、
近いところまで考えていくことで、
自分が何をすべきなのかが分かってくるものです。
アフターしたい!⇒「今日、アフターしよう!」
では上手くいかないってことです。
どうせその後で、
ホテル行きたい!⇒「ホテル行こう!」
しか思い立たないでしょうし(笑)
思い付きでは成功しないってことです。
恋愛もビジネスもスポーツも。
だから思考の組み立て方を知る必要があるのです。
具体的な戦略は今までに何度も述べてきましたし、
3年半前から主軸は変わっていないのですから、
それでも分からないと言うのなら、
それは思考の組み立てが不足しているということです。
全く難しいことではありませんので、
ぜひとも前回、前々回で紹介した書籍を何周も読むことをお薦めします。
そうすればあなたの能力は圧倒的に向上しますし、
それはプライベートでもビジネスでも役に立ちますので。