何回か、メールのやりとりをして仲良くなったとしよう。
大抵の人はここで油断する。
「よし!これでこの娘は落とせる!」
と思うかも知れない。
だが、キャバクラなんて毎日たくさんの男が訪れる。
確かにその時はあなたのことが1番のお気に入りだったかも知れない。
しかし翌日には、もっとお気に入りの男が現れても何の不思議でもないのだ。
だから決して油断してはいけない。
毎日の様にメールが続くようにしなくてはいけないし、
忘れられないように通う必要も出てくるだろう。
当然、ただ通うだけでは只の『良い客』だ。
折角行くのだから、その度にホステスとの絆を深めることを目標にするべきである。
例えばプレゼント。
話の中でさりげなくリサーチをしておいて、さり気なく差し出すのだ。
間違っても
「今、何が1番欲しいの?」
なんて聞いてはいけない。
自ら罠に掛かるようなものだ。
ブランド物とかもいけない。
これも一気にあなたをカモにしか見なくなる。
安い物で充分だ。
例えば私の過去の例で言うと、
「おなか空いた~。これ食べていい?」
とチャームをボリボリ食べる娘がいた。
そこで良く見るとチョコレートばかり食べていたのである。
適当だったが、次回お店に行くときに少しお洒落なチョコレートをプレゼントした。
「この前、チョコばかり食べてたから好きなのかなと思ってさ」
と言って渡したら、
「え~!良く見てるね~!」
と喜んでくれた。
また、別の例ではタバコ一つでも喜んで貰ったこともある。
会話をしている時にたまたま吸っている銘柄を聞いたので、
それを覚えておいたのだ。
そして同伴した時に、
「タバコ吸うでしょ?」
と渡したら、本人は喋ってたことを忘れていたらしく、
「何で知ってんの~!?」
と聞いてきた。
私はストーカーに思われてはいけないので、
「この前言ってたじゃん!」
と大げさに言ってみた。
やはり良く覚えてるね、と言われた。
この「よく覚えているね」というのがキーワードなのである。
彼女たちにとっては何気ない会話に過ぎない。
しかし、それを結びつけることによって、
2人だけの会話になるのだ。
何てことのない日常会話にもヒントは隠されている。
それを有効活用すれば、あなたの評価は上がる。
間違っても、自分から「今度買ってあげるよ」と言ってはいけない。
また高価なものはカモに見られるか、引かれるだけである。
遠慮なく受け取れる物。
そして、「思い出したから」という仕草で渡すことを忘れてはいけない。
女性は思いがけないサプライズに弱い。
ブランド物なんて女性も期待しているし、誰でも買ってくる。
安くても誰もしないことをするのが、ライバルを出し抜く秘訣である。