こんにちは、芦屋です。
このヤバイ企画を通して気づいたことがあります。
自分はモテる人間ではなかったということに。
これに気付いたのは2人目と会った時でした。
向こうが結構遠方に住んでいた為、
私は1時間ほど電車に揺られて集合場所へと向かいました。
初めて行く場所です。
なので「駅で待ち合わせ」と言われても、
「まあこの駅の集合場所ならココだろう」
という位置が全然分からないのです。
私は早めについてグル~っと一周し、
何を言われても何となく分かるように備えました。
ピッコーン!
お、LINEだ。
来たのかな?
・・・違う娘だった。
とりあえずまだ会う人が来てないので返信しよう。
あれ、返信してないのが2人いた。
今のうちに返信しておこう。
ピッコーン!
返信している途中で着いたらしい。
急いで2人に返信をし、待ち合わせ場所の細かい位置を確認する。
あ、あと携帯をマナーモードにしておかないと。
そして無事に集合しその日を楽しみました。
ですが所々で集中が切れる場面が・・・。
ブーンっ!
胸ポケットで携帯が震えているのを感じます・・・。
それも1回や2回ではない。
一応マナーとして、
デートしている最中は着信通知以外は携帯を手に取りませんでした。
その日会った人はとても気さくで面白かったので、
すごく充実した1日を過ごし、笑顔で手を振って別れたのですが・・・。
私はすぐさま携帯を取り出し、LINEを確認しました。
げ!4人からメッセージが来てる!(←もちろん、ヤバイ企画で交換した娘だけですよ)
帰り道、私は今日会った人にお礼のメッセージを送り、
他の4人ともポチポチやりとりをしていたのでした。
思えばこれは集合場所に向かっていた時からそうでした。
今まではどっちかというと私は1本釣りタイプだった為、
誰かと会う日はその人だけ考えていれば良かったのです。
どういう話をしようかとか、
1軒目の店で何をして、2軒目に誘う時はどこに行こうかとか、
ホテルの位置やタクシーが拾える位置、
人気のない場所の確認、ルートまで考えて集合場所に向かっていたものです。
ましてやキャバクラがメインだったわけですから、
店に着くまで会話の組み立てからアフターの場所、
過去の会話の復習、
後はOKサインの見極めだけ考えていればよかったのです。
それがAさんに会いに行っているのに、
BさんCさんDさんEさんとLINEのやりとりをしながら向かい、
集合時間ギリギリまで別の娘に返信し、
解散直後も別の娘に返信するというありさま・・・。
会った本人が見れば間違いなく怒るでしょう。
その時私は思ったのです。
「モテる奴ってこんなことやってんのか?」と。
話では2股3股掛けている人の似たようなことは聞いていましたが、
自分が同じようなことをやってみると結構大変だなと思いました。
まだ今日はLINEだけだったのでよかったのですが、
これが通話着信だったらどうしただろうか?
「ああ、俺ってモテなかったのね・・・」
キャバ嬢からだったらどれだけ連絡がバッティングしても、
『基本は営業連絡』なので気になりませんでしたが、
一般女性が一気に重なってくるのは初めてなので対処に戸惑いました。
その自分の様子をみて、
やっぱり俺はモテない人間なんだと感じた冬の夜でした。
あ、そして帰宅したあとは出会いアプリに来てた大量のメッセージを、
ポチポチポチポチ返信していました。
来週はもう1件行ってきます。