こんばんは、芦屋です。
恋愛を成功させる為には、
広告学やマーケティングの知識が役に立ちます。
何故なら『自分』という商品を売り込む場であるからです。
市場には一人の顧客(女性)に対して、
数十人、多い人で数百人の商売敵がおり、
その中から自分を契約相手として認めて貰わないといけません。
やみくもに「可愛い!」「マジで好きなんだけど!」「ねえ俺と付き合ってよ!」
という行為はビッ○カメラやヨド○シカメラなどの家電量販店によくいる、
「これお薦めですよ!」と突如湧いてくる押し売り店員と同じだということです。
ちなみにナンパは『保険の訪問セールス』と同じだと思っているので、
その迷惑さと契約成立の難易度がいかに高いかが分かると思います。
販売、セールスは言葉の魔術です。
もしあなたがストレートに口説く方法しか思いつかないのであえば、
それは家電量販店やブティックに行った時に思う、
「ほっといて欲しいなぁ・・・」というあの感じを与えているのと同じですね。
「コンビニやスーパーみたいに店員が何もしなくても売れるところがあるじゃないか!」
と思うかも知れませんが、それは『イケメン』や『金持ち』に相当しますね。
彼らはただそこにいるだけで勝手に選んで貰えるのですから。
因みに服装は『本屋』です。
もちろん一般人は平積みなんかされません。
あそこにはステータスが高い人が並べられる場所ですから、
我々は『棚の中』です。
目につく色やタイトルがなかったら気付いてさえ貰えません。
地味な恰好、無難な恰好はそれに相当するので、
今すぐ着替えてください。
日本が誇るマーケター『神田昌典』氏の書籍は、
過去に遡れば遡るほど派手な色をしています。
それは当時無名だった彼が、
「どうすれば数多ある本の中から見つけて貰えるか?」
を考え出した結果です。
なので今は知名度が高まったので落ち着いた色をしています。
何故なら『神田昌典の本』というだけで勝手に売れていくので、
派手にする必要がなくなったからです。
あの派手な蛍光色の本は出版社の気まぐれでも本人の好きな色でもありません。
目を引かないと気付いてさえ貰えないからです。
ちなみに音楽プロデューサーの『つんく』氏も同じです。
『シャ乱Q』時代にあんなに派手な恰好をしていたのは、
『埋もれない為』です。
趣味であの恰好をしてたわけではありません。
なので多くの人がつんく氏の顔を認識するようになってからは、
普通の気のいい兄ちゃんの恰好になりましたよね。
このように普段、何気なく接しているものでも、
裏では様々な戦略が張り巡らされていて、
それに成功したものだけがヒットしているわけです。
なのであなたが何もしていないのであれば、
それは家電量販店の無粋な店員と同じであり、
本屋の目に留まることもない地味な書籍と同じことなのです。
『ありのまま』なんて言葉はいますぐ捨てましょう。
後、『ナンバーワンよりオンリーワン』はウソです。
世の中全て競争社会ですから。
学業も仕事も恋愛も。
勝ち取らなきゃ何も残りませんよ。
捨てる神あれば拾う神あり?
そんな物好き滅多にいるわけないでしょ(笑)
あなたは道端に落ちてる瓶のフタを拾いますか?
拾わないですよね?
拾われるのはお金だけです。
つまり誰が見ても価値があると分かっている物です。
というわけで『選んでもらうまで待つ』なんて、
そんな淡い期待は寄せるだけ無駄です。
気が付いたら老人になってしまいますよ。
望むものは自ら手繰り寄せないといけないのです。
さて前回は『利益の提供』についてお話ししましたが、
広告学において『利益の提供』とは与えることだけではありません。
それよりも人が強く興味を惹きつけられるものがあります。
それは『損失の回避』です。
人は普段持っていないものを与えられる喜びよりも、
今持っているものを失う悲しみの方が感情が大きく動きます。
しかし家族でも雇い主でもなんでもない広告主が、
顧客の物を失わせることなんてできませんよね。
じゃあ彼らが代用しているものは何かというと、
『機会』です。
バーゲンなんてその最たる例ですよね。
『本日限り!』
『在庫限り!』
『季節限定!』
「今を逃したらもう無い!」
そう思わせることで顧客を動かすのです。
コレを恋愛でも応用するのです。
どうやって?
私がこのブログを運営して一番助言しているものです。
『無視する』
相談をくれた方はほぼ例外なく言われたと思います。
「しばらく行かない方がいい」
「すぐに返信してはいけない」
「既読無視をする」
「オファーを断られたらすぐ帰る」
アレは別にいじわるをさせるつもりなのではありません。
怒っていることを表現させるつもりなのでもありません。
あなたを失うことの損失を表現させる為です。
もちろん突っ込み過ぎた場合は、
リセットさせる意味合いもありますが。
多くの人は与えることばかり考えるでしょう。
ですが損失の方が手っ取り早く興味を惹けるのですよ。
あ、こういうこと言うと、
わざわざ自分で「もう店に行かないぞ!」という人がいますが、
そういうのは止めましょうね。
自慢話をしているのと同じですから。
価値は相手が感じてこそ意味があるのです。
相手が価値を感じないのであれば、
例え事実であっても嘘にしか聞こえませんので。
「お前がいなくても俺は困らない」
「女はいくらでもいる」
そういうスタンスが大事です。
1人にのめり込むからそれができないのです。
「常に同時進行すべし」
といつも申し上げているのはそういう理由だからです。
事実にしておけば、
当たり前のようにほったらかしができますよ。
キャバクラのいいところは、
本当に彼女を4人作らなくても、
他店で4人指名すればそれを同じことができることです。
『損失の回避』
覚えておいてください。