こんにちは、芦屋です。

 

金が無くても、学が無くても、

仕事ができなくても生きるモチベーションを最大限高められるもの、

それが恋愛です。

 

私が女性から全く相手にされなかった時、

私はこんな風に自分に言い訳をしていました。

 

「チャラチャラしてる男はカッコ悪い」

「女ばかり追いかける奴はろくな人間にならない」

「遊んでばかりいる人間はいつか大きく後悔する時が来る」

 

「だから俺は脇目も振らずに働くんだ!!」

 

 

そうして私は異性遊びを全くせず、

彼女を作ろうともせずに(今考えればモテなかっただけだが…)

暇さえあれば職場に行って手伝いをするか読書ばかりしていました。

 

硬派な人間を気取っていれば私は報われると思っていたのです。

 

モテないし勉強もできなかったことがコンプレックスで、

そんな自分を認めたくないあまり、仕事ばかりをしていました。

 

その結果どうなったかというと、

鬱を発症したわけです。

 

 

認められたい!認められたい!!認められたい!!!

 

その思いが強すぎて些細なことでも自分を許せなくなり、

ちょっとした失敗で強く絶望し、

自分の無力感しか感じられなくなる毎日でした。

 

そしてこう思ったわけです。

 

「なんで真面目に働いている俺より、

ちゃらちゃら遊んでるバカみたいな奴の方が

充実した毎日を送ってるんだよ!」って。

 

そう思えば思うほど余計に無力感を感じて絶望しましたね。

 

 

じゃあ俺は一体何をしたいんだ?

 

どうなったら俺は満足感を感じられるんだ?

 

やりたいこと、

叶えたいこと、

後悔したこと、

やり直したいこと、

時々頭を引っ叩いてくる“理性”を無視して考えました。

 

 

 

その時に気が付いたのです。

 

ちゃんと遊んでいた奴の方が過去の呪縛がなく、

前を向いて生きていけるんだって。

 

私と言えばその逆で、

常に過去に捕らわれて自分を正当化してばかりで、

その癖自分を攻めていて

「あの時こうしていれば・・・!」

と考えるばかりでした。

 

だから新しく出会いを求めることもせずに、

過去を拾い上げようをすることしかしていませんでした。

 

つまりは昔出会った娘(そのほとんどは学生時代の女の子)のことばかり考え、

今過去に戻ったらあの娘と付き合えるかな、とか

あの時ああしていればモテたかなとか、

そんなことばかり考えていたのです。

 

こういう人間を“根暗”って言うんでしょうね(笑)

 

 

だから私は自分を変える為にも、

自分を押さえつけることは止めて、

また自分を過保護にするもの止めたのです。

 

私は自分を傷つけまいとするあまり、

他人を遠ざけていました。

 

それこそが自分の誤りだったわけですね。

 

 

自分のことすら理解できていないのに、

他人のことなんか分かるはずがありません。

 

分からないのが当たり前なのです。

 

だから「ああ、そういうもんなのか」と考えて、

「いや、絶対に俺が正しい!」と思うことを止めたのです。

 

じゃないと現実を逃避してアイドルやアニメに逃げてしまうような、

“理性の女性像”・・・いわゆる『自分を攻撃しない相手』を探す人間になってしまうと思ったのです。

 

というよりなっていましたね。

 

ちょっとでも自分と感性が合わないだけで、

「ああ、この娘は無いな・・・」

って判断して遠ざけては(別に相手は自分のこと好きでも何でもないのにね)

“理想の女性”を探していたのです。

 

自分から歩み寄ることもしないで、

なんて自分勝手なんだと思いました。

 

 

最初キャバクラに行っていた時も、

「自分のキャラじゃないから」という理由で、

髪の毛もセットしないし、洋服もユニクロだったし、

相手の話なんか聞きもしないで自分の話ばかりを押し付けていましたね。

 

そりゃ自分のしたいことしかしていなかったので、

当然は自分はストレスが無く楽しい気分なので、

その勢いで目の前にいる女をホテルに誘い込めると思っていました。

 

今考えたらなんて馬鹿な奴だと思いますが、

当時は本気でこのままの自分でヤれると思い込んでいましたからね。

 

 

まだそれで日常的にモテる人間ならいいのかも知れませんが、

普段からモテない自分が普段通りの振舞いでモテるわけがありません。

 

そこでいろいろと勉強をしていくうちに、

『今の自分を壊さないと違う未来はやってこない』

ということに気が付き、

バクバクする心臓と恥ずかしくて顔から火が出る気持ちを抑え込みながら、

店員も客も美男美女しかいない美容室やブティックに行き、

生まれて初めてアクセサリーや香水なんぞを身にまといました。

 

もう最初は笑いしか出てきませんでしたよ(笑)

 

「何やってんだ、俺・・・」って。

 

家族や旧友が見たら何て言うかなって。

 

 

でもそんなの最初だけで、

1ヵ月もすれば「そうしない方が気持ち悪い」と思うようにはなりましたね。

 

その時学んだことは、

自分が必死で守っていたものはクソの役にも立たないってことでした。

 

それと人は簡単に成れる(慣れる)ってことです。

 

自分に対しても他人に対してもね。

 

 

ギャルが好きになったのはそれからですね。

 

それまで私は朝ドラに出演するような、

いわゆる“性純系”と呼ばれるような娘しか受け付けられませんでした。

 

黒髪で化粧も薄く、眉毛も無駄に細くしないで、

露出が多い恰好はせず、

綺麗な言葉遣いと他人を気遣う態度、

自分と同じく流行りに疎い人間。

 

こういう娘じゃないとダメだったのです。

 

それは単純に好みの問題だと思ったのですが、

単に自分がビビッていただけです。

 

荒々しく野性的で興味が多岐に渡る人間からは攻撃されそうで…。

 

だからそうしなさそうな娘に逃げていたのです。

 

 

今では地味で真面目そうな娘は逆につまらないと思えるまでになってしまいましたね。

 

何でこの娘オシャレしないんだろうって。

 

何でこの娘自分の体型がだらしなくても気にしないんだろうって。

 

だから若い娘向けのブティックに行くと心が躍りますね。

 

みんなオシャレに気遣っているから。

 

 

そして自分も以前はギャル系に合わせる為だけに読んでいた

『BITTER』や『メンズナックル』『S Cawaii!』が愛読書になりました(笑)

 

読んでるだけで自分には無かったものが見つけられてワクワクするのです。

 

更に昔は文字を目にしただけで拒否反応を覚えていたホストが興味の対象になりました。

(性の対象じゃないですよ 笑)

 

 

というわけで人って自分が思ってるより簡単に変われるもんですよ。

 

しんどいは最初にやる時だけ。

 

そのうちフツーに書店でギャル達をかき分けて、

『小悪魔ageha』取りにいけますから。

(しかも偶数月は『姉ageha』も待っているという…)

 

確かに慣れないと美容室に行ってもブティックに行っても、

店員と客全員が自分を見て笑ってる気がしますけどね。

 

 

そりゃそうですよ、だって浮いてるんですから。

 

それはあなたの顔や歳が問題なんじゃないですよ?

 

あなたが緊張してソワソワしてキョロキョロして、

その場に合ってない髪型や服装をしているからです。

 

でもね。

2~3回行けば態度も恰好もその店に合ってくるんですよ。

 

そうしたら誰も変になんか思ったりしません。

 

勝手に馴染むんです、その環境に。

 

そうしたらこっちのものですよ。

それに見合った女が勝手に現れます。

 

 

そりゃそうですよ。

 

秋葉原に行っても109にいるようなギャルには滅多に出会えません。

 

逆に歌舞伎町をうろうろしてもアニメオタク女子には滅多に出会えません。

 

それと同じように人は自分と似た格好の相手に好感を持ちますから、

キャバクラにアキバ系の恰好で行けば相手にされませんし、

メイド喫茶にオラついた恰好で行けば怖がられるだけです。

 

もしかしたらあなたはその場所、その相手にそぐわない恰好をしているのかも知れませんよ。

 

『ありのままの自分で勝負』なんて普段からモテる男がすることです。

 

そんなハードモードは女なんて軽く口説けるようになってからすることですよ。

 

なのに意外とそうやって今の自分で勝負することばかり考えている男って多いんですよね。

 

まあそれは単純に自分を変えることにビビってるだけなんですけど。

 

 

さて、今までは恰好の話をしてきましたが、

実は中身をまるごと理解した方が圧倒的に早くモテます。

 

要はナチュラルに「女ってこんなもん」というのが分かればいいということです。

 

それが分かるのがコチラ。

 

『恋のポイント村本くん』

 

これはウーマンラッシュアワーの村本大輔さんが司会をして、

一般女性の恋愛観にツッコミを入れていくという内容。

 

これは何が面白いかというと、

男なら必ず感じる女の「え~っ!?」というところを、

女性側も気にせず披露し、村本さんも辛辣にイジッていくところ。

 

普通なら男は「マジかよ、コイツ・・・」って思いながらも笑顔で頷くしかありませんが、

そんな男の気持ちを代弁してくれ、それに対する女の返答を聞くことで、

「あ、女ってこういう思考なんだ」ということが分かります。

 

やはりモテない男の特徴というのは、

こういう男女の違いのところで空気が読めないところ。

 

男は女の話を額面通り捉えてしまい、

そこに突っ込み過ぎて失敗をし、

「〇〇って言ってじゃん!」という怒りをぶつけがちです。

 

しかしそれは女が嘘をついたのではなく、

『とある条件の元』という大前提を見失ってしまっているからなのです。

 

だから女にモテる男というのは顔とか金とかよりも、

こういう女の気持ちを先回りできる人なのです。

 

女って自分の代弁者にめっさ弱いですからね。

 

ぜひ勉強してみて下さい。

 

観てるだけでも面白いですよ!