以前にも、ガールズバーは口説けないという記事を書いたが、
結構関心が高いみたいなのでもう1度書いておく。
まず、キャバクラとの違いを理解して欲しい。
①隣に付かない
キャバクラやスナックは自分の席にホステスが付くが、
ガールズバーは付かない。
このカウンターを挟んでいるというだけでだいぶ心の距離がある。
②電話番号を交換する必要がない。
キャバクラでは電話番号の交換が当たり前だ。
むしろ言われない方が、明らかに嫌われているか、やる気がない。
ガールズバーではむしろ交換する方が異端だ。
と、いうより店内で交換してしまったら先輩、上司に怒られる。
伝えるなら自分の名刺に書いてさり気なく渡すしかない。
…まぁ、連絡はこないと思うが。
③色恋営業の必要がない。
ガールズバーはバーなのだ。
普通のバーでもバーテンダーが女性客に色目を使っていたらどう思うだろうか?
また、基本的に1人の客に対して、1人のバーテンダーが付くことはない。
従ってマージンというのも殆ど存在しないのだ。
だから個人に営業する必要はない。
④口説けば周りから場違いに思われる。
キャバクラならそういう店だし、個人接待なので周りの客は気にしない。
だが、ガールズバーは店全体が一つの空間なので、
そんなことをしている客がいたら、周りの客も店員も
「こいつ、何してんの?」
と思うだろう。
当然口説かれた方もそう思っているので、不快な気持ちにしかならない。
⑤同伴もアフターもない
キャバクラのように自然に連れ出せるシステムがない。
従って店外で勝負することもできないのだ。
如何だろうか。
このように同じ水商売だが、
ガールズバーはスタートラインがまず遠い。
そこから始めないといけないのだ。
まぁ、最近はスナックっぽいガールズバーもあるので、
そういう店はいけるかも知れない。
だが不利には変わりない。
自分達は色恋をさせるが、いざとなったら
「そういう店じゃないんで」
と言うことが出来るからだ。
まぁ、どれだけキャバクラに近いシステムか、ということだ。
本当のガールズバーはまったくどうしようもない。
一般人を口説くのと同じ。
より慎重にいかなくてはならない。
例えば皆の前で口説いてはいけないし、
「可愛い、可愛い」と言っても無駄である。
そして毎日しつこく通っても口説ける可能性は上がらない。
せいぜい名前を覚えて貰える程度だ。
その娘だけにドリンクを飲ませても一緒。
そうではなく、さり気なさを演出し続けるのがいい。
まず誕生日を聞き、違う話で盛り上げる。
ここで「へぇ~、○月○日なんだ~、ふ~ん。」
で話を終わらせると、個人情報を悪用されそうな気を起こさせる。
ただ聞いただけと思わせるように、
「○○と同じだ~」とか
「誰か同じ有名人の人いるの?」⇒「自分は○○と一緒!」
等、さらりと流す。
そこで誕生日の近くになったら小さいプレゼントを渡す。
聞いた日から離れていたのに、ジャストミートだと引かれる可能性もあるので、
1日ずらして「そういえば、そろそろ誕生日じゃなかったっけ?」と渡すのが良い。
小さいプレゼントというのは形のことではなく、金額のことである。
キャバクラのようにアクセサリーやらブランドのバッグを渡しても引かれるだけである。
気兼ねなく受け取れるものがいい。
因みに私は仕事で使えるようにボールペンをプレゼントしたことがある。
次に店に行ってもいない日があったら、
次回行った時に「この前来た時、○○さんいなかったから寂しかったよ~」と
冗談めかして伝える。
真剣に言うとやはり引かれるので注意が必要だ。
「あ、そうだったんですか~?残念ですね~」
と言われるくらいが丁度いい。
後はひたすら不快感を与えないように、
お互いのプライベートの話を徹底的にする。
それで徐々に徐々に距離を詰めていくしかない。
キャバクラのように指名や来店を餌に出来ないからだ。
そしてお互いもう知り尽くしただろうという時に、
「この前○○行ってきたんだけど、良かったよ~」と話し、
「行ってみたい」という反応があったら、周りを気にしてボソッと
「じゃあ、今度一緒に行く?」と聞いてみる。
「行きたいです!」と言われても社交辞令が殆どであるから、
「よし!じゃあ行きたくなったらいつでも言ってよ!」と
名刺に携帯番号とアドレスを予め書いてあったものを渡す。
自分からは聞かない。
これで向こうも多少気があれば、連絡が来る。
私は半年掛けて連絡先まで聞けた娘はいるが、
時間の割りに合わないなと思い、それ以降は誘ってない。
まぁ店も辞めてしまったのだが。。
要は『友達になる』ということを目標にした方がいい。
友達になれてから恋人になれるかだ。
それを考えたらどう見てもキャバクラの方が簡単である。