この記事には性的な表現が含まれます。
読みたくない方は飛ばして下さい。
とある1件の小さなお店。
何となく行ってみようと思い、扉を開けると
今日は指名料半額サービスとのことなので、
前回付いた娘を指名した。
時刻は0時を回っていた。
もう後1時間くらいで閉店か・・・と思っていると、
「あ~~~っ!!」
とデカイ声で指名したホステス(以下、S)が近付いてきた。
「久しぶりやん!」
どうやらかなり酔っ払っているようだ。
席に付くなり、私の肩に寄り掛かってくる。
「酔っ払い過ぎだろ。」
「もう、ちょー飲んだ!」
完全にグデグデである。
大きな店だったら間違いなく後で説教を受けるだろうという状況。
小さい店ならではである。
何せオーナー自ら外で呼び込みをしているんだから(笑)
「なんかーきょうねー・・・」
Sは今日の出来事をずっと振り返っている。
(失敗したなぁ・・・)
何て思っていると脇腹を指で突かれた。
「!!」
私は脇腹が大の苦手である。
思わず飛び上がると
「あははははは!」
とSは陽気に笑い出した。
「このやろう・・・。」
私はSに同じ様に反撃した。
「やめて!やめて!」
Sもどうやら苦手なようである。
「ちょっとぉ、今どさくさに紛れて胸触ろうとしたでしょー?」
「ああ。だが残念ながらスカスカで当たらなかったよ。」
「失礼ねー。私Dあるんだよー。」
私はジ~っと真顔でSの胸を見つめて
「嘘だね。小さい。」
「ホントだって!芦屋さんだって小さいクセに!」
「まぁな・・・。」
Sは私の股間を暫く見つめると
「いや、意外と大きそう。」
と呟いた。
因みに私は小さくもないが大きくもない。
某男性情報誌に載っていた平均サイズより、
0.2ミリ大きかっただけだ。
そこからは完全に下ネタの話を振ってきた。
ここまでナチュラルに振ってくるホステスは始めてだ。
時々胸が当たったり、わざとかどうか知らんが、
私の股間にSの手がぶつかる。
やめてくれ。
・・・反応するから。
閉店時間に差し掛かる頃、Sは突然
「唐揚げ食べたい!」
と言い出した。
「帰りにコンビニ寄ってけよ。」
「○○の唐揚げおいしいんだよ!」
「買って帰ればいいだろ?」
「え~、冷た~い。買ってよ~!」
強請ってきた。
「えぇ?」
「いいじゃ~ん!」
「わかったよ。じゃあ店の前で待ってるから」
「やった~!」
私はその店の前でSを待つことにした。
閉店から30分後、Sが到着した。
「おせぇよ」
「片付けあったんだも~ん!」
デカイ店だと閉店前にホステスが着替えてきて、
一緒に出れるんだけどな。
まぁしょうがない。
私は言われるままSに唐揚げを買った。
「ほらよ。」
渡そうとしたら
「え~、一緒に食べる~。」
「どこでだよ!」
「どこでもいい~。」
「ホテル連れ込むぞ?」
「やだ~えっち~!」
「じゃあ帰れよ。」
「ん~。なんもしちゃダメだからね!」
いいのかよ・・・。
結局、私とSはコンビニで酒と水とつまみを買い、
近くのホテルに入ることになった。
・・・勿論、最安値の部屋だ。
部屋に着くなり、Sはベッドに寝っころがった。
「ん~・・・。飲みすぎたぁ。」
私は構わず、酒とつまみを開け、1人で口に放り込んでいた。
「ずるい!私も~!」
ほんっとうるさいヤツだな。
Sはカクテルを飲むと
「ねえねえ、これおいしいよ!飲む?」
と聞いてきた。
「いいよ。」
「え~飲みたいくせに~。飲ませてあげようか?」
「いいって・・・。」
「嬉しいくせに~。興奮してんでしょ?」
Sは体を撫でてくる。
「するかよ。」
「無理しちゃって(笑)」
「・・・風呂入ってくる。」
風呂場に逃げる私。
勿論、下半身が大いに反応していたことは言うまでもない。
風呂から上がるとテレビを見ていたSが
「私も~。」
と言って入っていった。
Sが見ていたテレビをそのまま、ぼ~っと眺め、
酒を飲んでいたらSが上がってきた。
「何見てんの~?」
「AV」
「うそだ~(笑)」
ケラケラ笑いながらカクテルを飲むS。
テレビを見ながら肩にもたれ掛かってきた。
私は無言で肩に手を回し、Sの頭を撫でた。
するとSが私の首筋にキスをしてきた。
Sの顔を見ると、じっと私の顔を見ているので、
私はSにキスをした。
Sも私の首に手を回すので、そのままベッドに倒した。
バスローブの紐を取り、手をすべりこませ、胸を触る。
(Dじゃねーな、コレ。)
と密かに思ったのは内緒だ。
結局、そのまま流れに任せて抱いてしまったわけだが、
不思議なもので、店では開けっ広げな娘だが、
こういう時は恥じらいを見せるものだ。
朝にもう一度だけして、私達は別れた。
それからも別に関係が変わることもなく、
時々、私も店に通っている。
この娘としたのはこの1回だけだが、
これが私の最初の夜である。