こんばんは、芦屋です。
今日も私の失敗談を綴っていこうと思います。
私は日頃から、
『客はアクションを起こし過ぎて、
気持ちの矢印が一方通行になっている』
と言っております。
では、と、
逆にまったく何もしない人もいるわけですが、
ただ迷惑をかけないように、キャバ嬢が安心することばかりしても、
当然何の進展もしないわけです。
「来て」と言われたら店に行き、
「何か頼んでいい?」と聞かれたら承諾し、
「同伴して」と言われたら従い、
「アフターは無理」と言われたら引っ込み、
メールやLINEは相手の内容に正直に返答する・・・。
これでは本当に『良い客』以外のナニモノでもありませんよね。
無理強いをするか、まったく何もしないか・・・。
客の9割はこの二つのどちらかです。
ということは、
その2つ以外に入れば自然とキャバ嬢の関心を引き付けることができるわけですが、
もちろん、私もいきなりそうできたわけではありません。
もともと口下手であがり症な私は、
どちらかというと『何もしない客』でした。
アフターすらも誘えなかったですし、
そもそもキャバ嬢とどうこうできるなんて思ってもいませんでした。
せいぜいタイプのキャバ嬢と2時間ばかり話をして、
(もちろん指名嬢の手や身体に指一本触れられませんでした)
悶々とした気持ちを帰宅してからアダルト動画にぶつけるだけの日々でした。
安月給でしたが月に1~2回は行けるようにやりくりし、
メールが届いたら(大体は『何してんの?』『今日会えない?』というような営業メール)
即座に正直に返信していました。
行く前は律儀に連絡をし、
ドリンクは私から勧め、
1セットで帰るのは情けない気がして延長を毎回していました。
そのキャバ嬢からの見返り?
まっっったく何もありませんでした。
アフターにも誘わないし、
お金もなさそうなので向こうから誘ってきたこともありません。
私は強引に口説くのが苦手だったので、
初期の頃はそういう状態が何人も続きました。
ただ店に行き、指名をして、延長して帰る。
ほんとそれだけ。
すぐに忘れられるような客です。
現に久しぶりに行くと指名嬢からも顔を忘れられたこともあります。
席に着く前に遠くでボーイさんとひそひそ話をし、
そのボーイさんが私の前に来て、
「失礼します。ご指名は○○さんでお間違いなかったでしょうか?」
と確認されたこともありますから。
(それも一度や二度ではありません 苦笑)
単純に口説き倒したり、下ネタを言ったり、
セクハラをしなきゃいいってわけでもありません。
「嫌われることはしてないから、そのうち関係が良くなるだろう」
という考えは間違いです。
毒にも薬にもならない、
いてもいなくても影響がない透明人間のような存在になってしまうわけです。
初期の頃の私はまさにそんな存在でした。
嫌われるのが怖くて、
何も言い出せず、何もできませんでした。
なので当然キャバ嬢と何もありませんでした。
ちなみに当時のキャバ嬢は全員辞めましたが、
その後、誰一人として連絡をくれた娘はいませんでしたね。
当然ですよね?
私は空気だったわけですから。
おそらく今再会して当時の話をしても、
誰も私を思い出せたりしないでしょう。
今も私は口説き倒したり、身体に触れたりはしませんが、
しっかりとアフターにも行けるし、ホテルにも誘導することができます。
それは『何もできない』のではなく、
あえて向こうが想定することを『しない』からです。
『嫌われるよりマシだ』と何もできない方。
少しは参考になりましたでしょうか?