こんばんは、芦屋です。
前回、前々回に紹介した、
キャバ嬢のツイートはご覧頂けたでしょうか？
紹介したものだけでなく、
そのアカウント全てのツイートを読んでみた方が為になります。
いかがだったでしょうか？
完全なる客の行動のテンプレートそのものですよね。
あなたもそこに晒された行動をとってしまっているのではないですか？
何も意識しないでキャバクラに行くと、
ほぼほぼ全員がそのような行動をとります。
９９％といっても過言ではありませんね。
では何故、十人十色であるはずの人間が、
キャバクラにおいては皆同じ行動をとってしまうのでしょうか？
一番の要因は、
『目の前にいるキャバ嬢は自分に興味がある』
という前提で接してしまっているからです。
だから自分の話をいっぱいするし、
メールやLINEをすぐに送るし、
たくさん通ったり、押せば、言うことを聞いてくれる気がするのです。
その結果、
店内で褒めたり、口説いたり、触ったり、
あるいは言うことを聞かなかったら怒ったりするんですね。
これではキャバ嬢に相手されないのは当たり前だと思いませんか？
自分とキャバ嬢の間に、
大きな大きな認識の違いがあるわけですから。
ではちょっとキャバ嬢の気持ちになって頂きましょう。
ちびまる子ちゃんのキャラクターにいる、
みぎわ花子さんをご存じですか？
お世辞にも可愛いとは言えない容姿でありながら、
自信過剰で嫉妬深く、
それでいて恋心を寄せている花輪君と結婚できると思っている、
壮絶な勘違いキャラです。
で、あなたが花輪くんだとして、
これは歓迎できる事態ですか？
「女の子からモテるのは嬉しいけど、みぎわさんはちょっと・・・」
って思いませんか？
何が一番腹立たしいかといえば、
自分も向こうが好きだと思われていることです。
「はあっ！？誰がお前みたいな○×△◇$&@※！！！！」
ってなりますよね。
それと同じです。
まずは自分がコレになっていることに気付くべきです
確かにキャバ嬢は客を勘違いさせる天才です。
（まあそれが仕事なわけですから）
なのでまんまとその誘惑に嵌ってしまった人は、
脳みそが指名嬢を彼女だと変換させてしまい、
愛情（性欲と言い換えてもいい）をぶつけずにはいられなくなるのです。
そして相手が自分の意図しない行動をとると、
非常に悔しい気持ちになるんですね。
そもそも論としてキャバ嬢は自分に１ｍｍの興味もない
ということを大前提に行動を決めなくては、
あなたも壮絶な勘違いで終わってしまうわけです。
逆にそれさえ理解していれば、
口説こうとする自分が滑稽に思えるのでしなくなりますよ。
相談メールでもよく頂きます。
「○○って言われたので、もう少しだと思います！」
「メールを無視したら、拗ねたので慰めておきました！」
「私が席に着くと「落ち着く！」と言ってくれるんです！」
これも
『多少なりとも自分に好意を持っている』
と思っているからこそ生じてしまう現象です。
何とか落ち着かせようと説いていますが、
強く反論されることも多く、どうしたものかと悩むこともしばしば・・・。
もう一度言いますが、
キャバ嬢はあなたに１ｍｍの興味も持っていません。
あなたは魚であり、
キャバ嬢が釣り糸を垂らしているのがキャバクラというシステムです。
それに食いついて陸地に上げられた魚が、
釣り人に逆襲できるわけがありません。
釣り糸をただの餌だと思えた時点で負けなのです。
もう少し具体的な話をすれば、
『客が口説きだす』というのは、
キャバ嬢にとって釣り糸に引っかかった状態なわけです。
あとは釣り上げればいいだけなので楽勝ですね。
だから口説いてはいけないし、
好意がバレてはいけないわけです。
我々は釣り糸だと理解した上で、
餌だけ食い取らなくてはいけないのです。
そうすれば釣り人はムキになって、
そのへんにウロウロしている限り、
釣れるまで釣ろうとしてきますから。
プロの意地に掛けてですね。
なので引っ掛かりそうなのに引っ掛からない、
ということが大事になってくるわけです。
※何度も言ってますが、
だからと言って『俺は引っ掛からないぜアピール』をすると、
ただのメンドクサイ客になり相手にされなくなります。
いくらテクニックを覚えても、
キャバ嬢の行動に対して都合の良い解釈している限り、
落とすことは不可能です。
そういえば触ったり下ネタを平気で言うのもそうですね。
普通に考えたらセクハラじゃないですか。
それを平気でできるというのは、
頭のどこかで『俺は許される』『実は相手も望んでいる』
と思っているからではないでしょうか？
下ネタというのは、
キャバ嬢にとっては客が簡単に長時間盛り上がってくれるので楽なだけです。
なので
『下ネタを振ってきた』＝『エッチなことが好きな女』
ではありませんのでご注意を。
テクニックの前に、
まずはキャバ嬢は自分に対して興味がないと理解し、
どんな行動をされても勘違いしないようにすることです。
