こんにちは、芦屋です。
キャバ嬢とプライベートの仲になると、
まず聞かされるのがお客さんの愚痴です。
大抵言われるのが、
『ウザい』
『しつこい』
『気持ち悪い』
というものですが、
それらをもっと具体的に聞いてみると大体絞れてきます。
『休日の誘いばかりしてくる』
『ずっと触ってくる』
『用もないメールをしょっちゅう送ってくる』
『下ネタばかり言う』
こういったことですね。
まあこれらは分かるのですが、
私が興味を持ったのはこういう答えでした。
『話がつまらない』
キャバ嬢というのは客と話をするのが仕事なのですから、
つまらなくても付き合うのが当然です。
ただ彼女達が言っているのは、
『一緒にいてもつまらないから店内以外で関わらないで欲しい』
ということなのですね。
さらにこれを具体的に訊いてみると、
大抵『俺論』か『自慢話』になります。
「俺は～俺は～」
とひたすら自分の話ばっかりする人が
キャバ嬢はつまらないと思うようですね。
まあキャバ嬢は、っていうか女性全般そうだと思うのですが。
確かに魅力的な女性を目の前にした時、
何としてでも好意を持って貰おうと思うのは自然なことです。
ですが悲しいかな、
人はそういう時自分を大々的にアピールすることしか思いつかないのです。
そして結局、
『つまらない』と思われてしまう。
何故、自分のことをアピールする自慢話が
女性にまったく効果がないのでしょうか？
とあるナンパの達人が仰るには、
『女は自分の感覚しか信じちゃいないから』
らしいです。
つまりいくら男が、
「俺は喧嘩が強い」「金を持っている」「仕事ができる」
とアピールしたところで、
女性が「嘘臭い」って思ったら信じないってことです。
逆に何もアピールしなくても、
「この人は絶対こうだ！」
と思ったものがあればそう信じる特性があるようです。
要は思い込みが激しいってことですね。
だから自分の話なんかする必要はないんだ、とその人は言います。
相手が話す内容を理解できる知識と、
相づちが上手く打てればいい、と。
後は相手のコンプレックスを避けてイジれば、
大抵の女は勝手に好意を持ってくるとのことです。
ああ、なるほどなと思いましたね。
私の場合はそこまで深く考えていたわけではなく、
自分が自慢話ばかり聞いていたら嫌だから、
そうしないだけでした。
また自分が話し手だったら、
やっぱり自分の話をしている時が気持ちいいし、
それに対して深く聞かれたらどんどん喋ってしまうので、
それを利用していました。
なのでこの話を聞いて合点がいきましたので、
狙いを絞りやすくなりましたね。
『聞く技術』を高めれば勝手に相手から好感を持たれるので、
今までの中で一番楽かも知れません。
特にアフターを攻略する上では、
これは欠かせないと思うんですね。
店内であればどんなに薄っぺらい会話であったとしても、
盛り上げさえすればアフターは成立するものです。
しかしアフターにおいては、
そのままの状態で臨んでも
「ありがとう！楽しかった！」
以上には進展しないものです。
戦略としては以前お伝えしたように、
酒で落とすか、ゲームで落とすか、
会話で落とすしかありません。
ただどれを取るにしても『聞く』という技術は欠かせないんですね。
単純に酒を飲ませたり、
ゲームをすれば上手くいくのかと言ったらそうではなく、
やはり警戒心を解かなくてはホテルになんか行きたくないわけです。
その為に必要なのが『空間の共有』と『話題の共有』ですね。
『ラポール』なんて言い方もされますが、
『2人の世界』を作れば向こうが勝手に懐いてきます。
後は簡単なテストをしてみて、
それがＯＫならキスをしてみます。
それもクリアできたら、
ほぼほぼホテルに付いてきてくれますよ。
話が長くなりましたが、
要は自慢話を咲かせるくらいなら、
相づちの一つでも増やした方がいいってことです。
周りの会話を聞いてて思うのですが、
本当に皆、話を聞くのが下手ですね。
もう自分の話しかしない。
聞いたとしても一回だけ。
それを掘り下げようとしないで、
また自分の話に戻る。
客「学生の時は何してた？」
嬢「○○してました。」
客「そうなんだ、俺はね～・・・」
みたいな。
聞いた意味あるんかい、って言いたいですね。
まあ気持ちよく酒を飲みたいだけならそれがいいです。
よくメールでも貰いますが、
『キャバ嬢に気を遣うのはしんどい』でしょうから。
（私はそう思ったことは一度もありませんが）
そういう人はキャバ嬢を落としたいなどと考えない方がいいです。
そんな自分のやりたいことだけやるだけで落ちるほど、
彼女達は都合良くないですからね。
何でホストやバーテンダーやキャッチがモテるか考えた方がいいです。
自分の話より聞く方を優先してるからですよ。
