今まで、自信過剰な人はモテないと書きましたが、
謙虚になればいいのかというと、そういうことではありません。
自信は絶対に必要です。
私がクラブで働いていた時、
外見はどうしようもないのに(失礼!)
ホステスから凄くモテているお客さんがいました。
傍から見ていても、その理由は明白。
彼は自信に満ち溢れていたのです。
年齢は多分30代後半だと思いますが、
自身の会社を経営し、毎日いろんな職種の人と話してきたのでしょう。
会話にもとても余裕があるように感じ取れました。
自分の話ばかりする人って、
自信があるように見えて、実は逆なんだと思います。
認められたいという思いが強すぎるあまり、
誇大に自分を膨らませ、アピールし続けているんだと思います。
そのお客さんはというと、
自分の話は、殆どしていませんでした。
それよりホステスに話を振って、
とにかく良いところを見つけ、さり気無く褒める。
派手ではないが、パリッとしたスーツに、
気品に溢れた鞄を持っており、
「これ高いんじゃないですかぁ!?」
とホステスに聞かれても、
「ああ、これ○○(ブランド名)で○○万円したんだ。」
とは絶対に言いません。
むしろ
「ああ、さっきゴミ箱から拾ってきた」
とか
「ユニクロのセールスで買った」
とか、自慢できる箇所にこそ笑いに変える人でした。
それができるのはやはり自信と余裕があってこそだと思います。
ボトルも決して特別なものは頼みませんが、
ホステスの誕生日と聞けば気前良くシャンパンを空け、
ボーイ達にもドリンクを飲ませたり、食べ物を買ってきたりと、
店内スタッフ全員から愛されている人でした。
別に金持ちになれという話ではありませんが、
とにかく自信は持たなくてはいけません。
逆にモテない例として、口説きたいのに凄く遠回りな言い方をしていたり、
「いや、別に困らせるつもりはないから、嫌なら言って」
とか言う人の方が評判は低いです。
ハッキリと
「よし、今日アフター行こうぜ!」
と誘い、
「ごめんなさい、今日はちょっと・・・」
と言われたら、落ち込んだりいい人ぶったりしないで、
「うわ!フラれた!!泣きながら走って帰ってやる!○○川の水位を1センチ上げるからな!」
なんてユニークに言った方が、
ホステスとしても本当に用事があったのなら、気の毒にさせたかななんて気にしませんし、
「この人面白いから今度誘われたら行ってみようかな」
なんて思うものです。
間違っても、
「ええ!何で!?他の客と行くの?俺の方が楽しいよ!」
なんて言ってはいけません。
リードの仕方が間違っています。
よく男が勘違いすることに、
「オラオラ系は男っぽくてモテる」
と思っていますが、
相手の気持ちを考えないのは、向こうからしても不快感しかありません。
自信の持ち方を勘違いをしている人が多いのですが、
本当に自信がある人は、心に余裕のある人です。
そういう人を目指していって下さい。