以前、こういう記事を書きました。

⇒1年ぶりのキャバ嬢からおもてなしされた話

 

1年振りに会いに行ったにも関わらず、

私をしっかり覚えていてくれて、かつ誕生日が近いからと

プレゼントまで用意してくれたホステスです。

 

彼女をKちゃんとしましょうか。

 

Kちゃんと会ったのも、

社長とキャバクラ三昧していた時です。

 

「ここに行くか」

といつものように気まぐれで入った店にKちゃんはいました。

 

店の規模も大きく、何十人といるホステスの中でも、

私はすぐにKちゃんに目が行きました。

 

美人というより可愛い系。

ずっとニコニコしていて、ペンギンのようにパタパタ走る姿が、

物凄く愛らしかったのを覚えています。

 

(あ~、あの娘付かないかな・・・。)

隣に付いてくれたホステスには失礼な話ですが、

私はずっと思っていました。

 

何時間か経った時(相変わらず長い)、

Kちゃんがこっちに歩いてくるのが見えました。

 

(よし、こっち来い!)

私は強く念じました。

 

その甲斐あってかKちゃんが付いてくれたのです!

・・・社長の隣に。

 

好きな娘が自分の友人と楽しく話しているのを目撃しているような、

なんともしょっぱい気分になりましたね。

 

まあ、近くにいるんだからいっか、と

その日はKちゃんを見ながら終えました。

 

 

次の日も社長と同じ店に遊びに行くことになり、

エレベーターで昇っていった時のことです。

 

たまたまKちゃんがお客さんを見送りに出ていて、

偶然、ばったり出くわしました。

 

まあ向こうは知らないわけですから、何も思っていないでしょうけど、

私は

(やっぱり、この娘が一番可愛いな!)

と思いながら店に入っていったのです。

 

因みにこの日は知らない間に社長が同伴を決め込んでいて、

隣に昨日付いたような付いていないような女性がいました。

 

(いつの間に・・・)

 

ということは、今日社長は1日この娘が付くはず。

フリーの自分はチャンスだな!と思いました。

 

とは言え、何十人もホステスがいる店です。

しかも社長が気まぐれで1セットで帰ると言い出すかも知れない。

Kちゃんに付いて欲しいけど、あまり期待はできないかも、と思っていました。

 

なので暫くKちゃんのことは忘れていたんですね。

暫くして自分の隣に付いていたホステスが呼ばれて抜けていきました。

 

煙草に火を付けて、社長と同伴した女性の3人で話をしていたら、

私の隣に次のホステスが付きました。

 

「こんばんは~!いらっしゃいませ~」

「あぁ、どう・・・も!?」

Kちゃんでした。

 

「何ですか、それ~?」

Kちゃんはコロコロ笑いました。

いきなり隣にKちゃんがいたことで、私は語尾がおかしくなってしまったのです。

 

とは言え、向こうはそんな私の事情は知らないのだから説明できるわけもなく、

冷静を装うことにしました。

 

K「Kです。」

名刺を貰う。

(Kちゃんか、この名刺は大事にしよう)

私「どうも。」

K「昨日も来られましたよね?」

私「そうだね、昨日は社長の隣にいたよね。」

K「あ、覚えててくれたんですか?昨日も今日もたくさん女の子が付いたから覚えていないと思いましたよ(笑)」

私「いやKちゃんが一番可愛かったからさ。はっきり言ってKちゃんしか覚えていないよ。」

K「またまた~(笑)皆にそういうこと言っているんじゃないですか?」

私「本当だよ。今日来た時もエレベーターで見たよ。」

K「あ、そうなんですか?」

私「うん、ペンギンみたいにパタパタしてた」

K「あはは(笑)私、よくそんな感じのこと言われるんです!」

 

可愛い上に優しくて話し易い。

なんて良い娘なんだと思いました。

 

とはいえYちゃんを指名した手前、

違う店とはいえ、この娘まで指名できないしなぁ(社長の金だし)

 

自分一人では来れない程高いし、

社長も次、またここに行こうと言うか分からない。

多分、もうKちゃんと話すことはないだろう。

 

そう思ったので、徐々に関係を築こうとは思わず、

歯の浮くような台詞まで、惜しげもなく言いまくっていました。

 

何かガツガツもしていないし、携帯番号も聞かれないだろうと思いましたが、

最後に交換することが出来ました。

 

(まあ、こんだけ可愛い娘だ。連絡が来ることもないだろう)

 

ひと夏の恋ってこんな感じなのかな?

とか思いながら、もう会うこともないだろうKちゃんと楽しく話をし、

その日は解散しました。

 

指名取りに必死そうな娘はすぐに連絡が来るのですが、

やはりKちゃんは可愛いし、明らかに社長のオプションである私に

連絡がくるはずもありません。

(まあ来ても高いので行けないのですが)

 

私はKちゃんを思い出にしまい、日常を過ごしていました。

 

 

社長とキャバクラ三昧になってから、何十人というホステスに会ってきたので、

毎日何通もキャバ嬢からメールが来ます。

 

社長とでないと行けないし、行く気も無い私は当時、

指名していたYちゃん以外はメールを返しませんでした。

 

ブーーーーン・・・・。

携帯のバイブが鳴りました。

(またキャバ嬢からだろう。)

 

これだけ多くのホステスに会ってきたので、

名前を見てもちっとも思い出せないのです。

 

いい加減面倒になってきた私は画面を見て、

「K・・・。ん!?Kちゃん!?」

と驚きました。

 

もう1週間も経っているわけだし、二度と接点はないだろうと思ったのです。

内容は詳しく覚えていませんが、

この前来てくれてありがとう、というようなことが書いてあったと思います。

 

Kちゃんからメールが来たことで嬉しくはありましたが、

まあ皆に送っているメールだろうし、適当にふざけてメールを返しました。

 

だいたいリピーターにならなさそうな客のメールには返信されませんしね。

もうこれでメールも終わりだろうと思いましたが、

更にもう1回返信が来たのです。

 

なんかKちゃんのツボに入ったみたいです。

私は社長と一緒じゃないと行けないわけだし、

Kちゃんもすぐに飽きるだろうと、おかしなことをずっと送っていただけなんですが・・・。

 

それが縁で、いつしかKちゃんも敬語を使わなくなり、

メル友みたいな感じでやりとりをするようになりました。

 

下手な友人よりも回数が多かったと思います。

その度にもう一回は行ってあげなきゃなと思い、

ホームページを見る度に、

「やっぱ高いわ」

と諦めていました(笑)

 

そんなこんなで指名していたYちゃんもホステスを辞めてしまったので、

じゃあ久しぶりにKちゃんに会いに行こうとしたのが、

出会ってから1年経ってからのことです。

⇒1年ぶりのキャバ嬢からおもてなしされた話

 

しかしよくもまあ、Kちゃんは店に行かない私にずっとメールをくれたなと思います。

どんな事情があるにせよ、これは単純に嬉しいことですね。

 

その時に、仮に店に行かなくても、高いボトルを入れなくても、

ホステスと関係を築くことは可能だということを知りました。

 

そういうことに興味を持ち出したのもこれくらいの時ですね。

しょっちゅう店に行って、高い金を払っていれば覚えて貰えて当然です。

 

しかしそうではなく、如何に短期間でお金を掛けずに興味を持って貰えるか。

今ではそれを追求することに快感を覚えてしまったようです。

 

なので現在ではいろんな店にフリーで入っています。

そっちの方がいろいろ見えますからね。

 

 

そういえばまたKちゃんと暫く会っていないなぁ。

久しぶりに会いに行ってみようかな。

 

 

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