「もうキャバクラは行かねぇ。」
突然、飲み仲間のMさんが言い出しました。
私「どうしたんですか?」
M「高いわ。俺はやっぱりスナック程度がいいよ。」
私「どこ行ってきたんですか?」
M「こないだお前と行ったところだよ。」
私「楽しかったら、また一人で行ってきたんじゃないですか?」
M「まあね。でも指名した娘が全然付かなかったしさ、延長なしで2人で2万5千円だぞ?高いだろ!?」
私「何でそんな掛かったんですか?」
M「後輩と行ってきたんだけどさ、あいつ金ないから5千円だけ貰ったのよ。そしたらそいつも場内指名したりして・・・」
話の内容は良く分かりました。
簡単にまとめると、
- 週末の閉店間際に行ったので、指名が被って自分に付かなかった
- 指名料金、店のシステムを理解していなかった
- 更に一緒に行った後輩もシステムを知らないので気軽に指名、ドリンクを頼んだ
これね、やっぱり経験が大事なので何とも言えないんですよね。。
私も一人で行って1時間しか延長していないのに3万円くらい取られたりして、
「え!?何で前回と全然金額違うのーっ!?」
と戸惑ったこともあります。
お金がたくさんあるならともなく、
そうではないなら行く時間とタイミング、
そしてお店のシステムを理解しないと、
全然楽しめなかった、ということになります。
今では、このMさんが行った店で言えば、
私は一人で1時間延長で12000円~13000円で、
可愛い娘ばかり付いて、ドリンクも飲ませながら済ませられます。
それは私がその店に何度も通ったし、システムも理解していて、
何曜日の何時頃がこの店は平均的に空いているか?を把握しているからです。
私もMさんと同じ経験をしたことがあります。
何も考えずに店に行ったら、かなり大繁盛していて、
指名した娘はおろか、ヘルプの娘すら付かない。
申し訳なさそうにボーイさんがお酒を作りながら、
世間話をしてくれましたが、やはり女の子の方が良いに決まっています。
そして当然ながら店が忙しいということは、
可愛い娘の方から順番に先のお客さんに指名され、取られていく。
ヘルプに付いた娘はお世辞にも可愛いとは言えませんでした。
指名した娘も20分くらいしか付かないし、
それでも当然指名料は掛かるわけです。
これで2万円くらい飛んだ時は、
「もういかね」
と呟いたのでMさんの気持ちは良く分かります。
しかし、ある日行った時は店もガラガラで、
指名した娘がず~っと付いてくれて、
話は途切れることはないし、ピタッとくっついてくれるし、
チャームは食べさせてくれるし、かなり充実した時間を過ごせたこともあります。
同じ料金でも時間とタイミングを考えるだけで全然違うんですね。
なので私は週末なんて絶対行きません。
私もクラブで働いていたので知っていますが、
週末は『売れ残り』しかいないことが往々にしてあるからです。
逆に物凄く暇な日はフリーで入ってもナンバークラスが付いてくれます。
当然ですね。
こういう店は如何にリピーターを集めるかが需要なので、
ナンバーが付いた方が、気に入られる可能性が高いからです。
あと店のシステムはしっかり頭に入れないと、
TAXは何%掛かるのか?とか、
女の子のドリンクは1000円なのか2000円なのか?
指名料金(場内指名も)は幾らなのか?
で全然、体感金額が異なってきます。
気をつけるのは女の子のドリンクですね。
1000円~って書いてあっても、毎回2000円取られる店もあります。
後、指名料がワンセット毎に掛かる店もありますので。
こういうのは指名料が1000円とか安めの店に多いですね。
もう一つ特定の地域、私のいる中洲もそうですが、
『シングルチャージ』『飲み放題料金』が掛かる店があります。
シングルチャージとはピンで来たお客さんにだけ掛かる謎な料金のことです。
暗に一人で来るな、と言っています。
飲み放題はボトルを入れないと掛かる料金ですね。
マーケティングが上手い店は、『ボトルを入れると60分が90分』とかにしていますね。
なので私が専ら行く店は、
『シングルチャージ』『飲み放題料金』が掛からないことが絶対条件。
女の子のドリンクは1000円しか取られず、
時間いっぱいまでいさせてくれる店ですね。
(たまに10分残っているのに、帰らせようとする店がありますからね)
こういうシステムは全国に店を持っているところは優良ですね。
それぞれの地域性の特徴を理解しているので。
後、(一見)安い店の方が酷いですね。
1セット3500円とかに釣られると、
女の子のドリンクが高かったり、指名料が高かったり、
TAXが高かったり、早く帰らされたりで踏んだり蹴ったりですからね。
そういう店は女の子もボーイも質が悪い。
何ていうか、下品。
ちゃんとしている店は教育もしっかりされています。
教育されることが嫌な人は続かないので、
結果的に良い人達ばかりが残ります。
それは集まる客にも影響します。
スタッフが20代前半ばかりで、茶髪、長髪、髭が許される店は、
客も騒がしくて、汚い言葉が飛び交うような人達ばかりが集まります。
一方、上品なスタッフが揃っている店は、
客がもし上記のような人達なら「空気が合わない」と思って来ないんですね。
酒を飲む時は2つに分かれますからね。
騒ぎたい人と、静かに楽しみたい人。
私は後者なので専らそういう騒がしい店には行かないですね。
というわけで、私はよく店をリサーチしているわけですが、
その結果、Mさんは私と行った時は楽しめたわけです。
それは私がその店の『穴場な時間帯』を知っていて、
その時間にMを連れていったからです。
けれど知らない時に行ってしまい、
それが更に危険な時間帯だったばかりにMさんは、
「もういかない!」
となってしまったんですね。
更に連れて行った後輩がキャバクラのシステムを知らないというのも、
大きな要因ですね。
繁華街のキャバクラで5000円だけしか出さずに、
指名までしようとはちょっと私は怖くてできないですね。
まあ悪気はないですし、その後輩は楽しんでくれたのでしょうけど、
システムを知らない人同士で割り勘でもなく行くと、
こういう結果になってしまうことがあるんですね。
なので行く時間、タイミングはしっかり図っておいた方が、
楽しめる濃さが全然違いますよ。