大概、フリーでお店に入ると、

携帯の番号とアドレスを聞かれるだろう。

そして、その日からあなたに毎日営業のメールが入ってくる。

 

しかし、最近ではゴリ押ししても嫌がられるだけ、

という認識があるので、さり気ない会話の中で

営業を盛り込んでくる。

 

だが、これはある意味チャンスだ。

従来の営業だけのメールであれば、

相手が自分のことを全く知って貰えない内に、

「行く」「行かない」の2択しか選ぶことができない。

 

「行く」を選んだのなら、引き続きホステスの餌だし、

「行かない」なら、それっきり連絡が途絶える。

まさに、店の中でしか勝負が出来ない状態であった。

 

しかし、最近では日常的なメールが多いので、

それを有効活用して、あなたのことを知って貰う。

 

因みに店のボーイが送っていることもあるので、

それは頭に入れておいた方がいい。

かと言って自分から聞くのは無粋だし、嫌われるので辞めた方がいい。

なので、メールで最初から口説いても店の笑いものでしかない。

飲みのネタを増やさせるだけだ。

 

さて、一応はメールが来るだろう。

そこから勝負が始まる。

はっきり言って、顔も覚えていないかも知れない。

だが、それでも返信した方がいい。

何事も経験が大事だ。

いきなり上手くいくはずがない。

それなら、何度も練習するに越したことはない。

だから来たメールに全て返信していこう。

 

目標はキャバ嬢に、

「この人のメールは面白い!」

と思わせることだ。

 

そうすれば、暇があればいつでも送ってくるようになる。

私はそれで1年前に行ったきり、店に行っていないが、

ほぼ毎日メールをくれるキャバ嬢がいる。

起きたとき、出勤前、勤務中、退勤後、寝る前いつでも送ってくる。

 

本来ならお店に行ってあげたいが、

そこの店はべらぼうに高いので気軽に行けない。

何度も書いているが私は貧乏だ。

金持ちなら、キャバ嬢を口説くのにこんなに戦略を立ててはいない。

 

その店は只でさえ、ワンセット7800円なのに、

指名料3000円、飲み放題2000円、シングルチャージ2000円、

女性ドリンク2000円~、TAX15%と、

ワンセットでも2万円掛かるのだ。

 

私のお気に入りの店だったら、1時間延長できる。

しがないサラリーマンの私には相当キツイ。

 

まぁ、こっそり店が終わった後にデートしたことはあるが(笑)

それも全てメールで繋げた。

なので、あながち馬鹿にしてはいけない。

上手くいけば、たった1回の来店で、

デートできる間柄になることもできるのだ。

 

最初貰うメールは『昨日はありがとう』という御礼メール。

そして2通目からは

『今、何してるの?』

という探りだろう。

これに『家でゴロゴロしてる』とか送ると、

『なら、おいでよ!』となる。

アウトだ。

 

変に気を引こうとして

「○○で飲んでるよ!」と送ってもいけない。

まずはボケるところから始まる。

決して真面目に答えてはいけない。

会話を伸ばすことだけを考える。

 

そのキャバ嬢によって受けるネタ、外すネタがあるので、

これが正解!というものはない。

とにかくいろんなパターンで送ってみる。

間違っても、違うキャバ嬢に同じボケをしてはいけない。

特に同じ店同士では。

 

因みに私のこれまでのパターンで言えば、

『リンボーダンス中』

『太極拳』

『刺身にタンポポを載せている』

『今、○○ちゃん(そのキャバ嬢)とメール中で忙しいんだ!放っておいてくれ!』

『男の子の秘密』

というようなことを送っていた。

 

その後、返信が来なければ脈なし。

只、営業をしたかっただけである。

返信が来たら、それにもボケる。

 

実際にあった例で言えば、

『空港で「煮卵ラーメン」と「豚盛ラーメン」どちらにしようか考えている』

『私は煮卵が好きだな~』

『よし高菜チャーハンに決めた』

 

こうやって文章にすると、

見事にスベっているが、実際は結構ウケがいい。

そのままキャバ嬢が出勤するまで、メールは続き、

営業中もメールをくれた。

 

真面目に答えてもお互いに良いことなんてない。

『友達のような感覚』でメールをされることが大事だ。

 

かと言って、つまらない人が面白いと思っても引かれるだけが往々にしてある。

メールが続けば受けたと思い、返信が来なくなったら

すべったと思い、違うパターンを考えていく。

まずはそこから挑戦してみるといい。

 

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