前回の続きです。

 

どんどん基礎的な話に堀下がっていきます。

 

前回はキャバ嬢(というか女性全般)と

コミュニケーションを取る時に受け手側に立って考えているか?

という話をしました。

 

今までもメールのやりとりをたくさん見せて頂いて、

またキャバ嬢からも見せて貰うことがありますが、

共通して言えることは『相手を無視している』ということです。

 

自分が拒否される可能性をまったく考えていないんですね。

 

さも一定のレスポンスがくるのを当たり前だと思っているようです。

 

だから無視された時に追撃メールを送ったり、

次に会った時に怒ったりする人がいるわけです。

 

まずは自分のメールを見直した方がいいです。

 

 

というのも私に送られるメールでも、

充分失礼に値する内容が一定数くるからです。

 

その瞬間に

「ああ、この人は女の子からも相手にされないだろうな」

と思うわけです。

 

もちろん、しっかりしている人の方が多いですが、

どうしても悪い方が目についてしまいますからね。

 

 

まず当たり前ですが、私はあなたのことなんて知りません。

 

あなたも私のことを知らないのと同様ですが、

それ以上にあなたのブログとかSNSとかあるのかどうかも知らないし、

見ていないわけですから、何の情報も得ていない私の方がもっと知らないわけです。

 

2秒くらい考えれば誰でも分かることです。

 

 

なのにいきなり

『キャバ嬢から返信が来ないんですけど、どうすればいいですか?』

って1行、2行で送られても困るわけです。

 

あなただってある日、携帯でもパソコンでもいいのですが、

知らないアドレスから突然、

「今度女の子と遊園地に行くんですけど、

注意しなきゃいけないことはありますか?」

という内容だけのメールが送られてきたらどう思いますか?

 

「え?だれ??」

って最初に思いません?

 

次に

「どういう意味での注意だよ・・・?」

って思うでしょう。

 

それと同じですよ。

 

 

私の場合はブログやメルマガを持っているので、

どこから送られてきたか、

どのアドレスに送られてきたかで判別できるので、

何も媒体を持っていない人に比べたら判別できるというだけで、

基本的にはあなたと同じ人間ですよ。

 

それにメールをくれるのはあなただけではありません。

 

毎日何通も頂いているんですよ。

 

おまけにあなたの状態も状況も分からないし、

相手の女の子についても何も知りません。

 

それも書かずに「どうすれば?」って言われても、

どうしようもないですよ。

 

いちいち「どんな状況か詳しく教えてください」

って聞き返さなきゃいけないわけです。

 

こういう人ってどこかのカスタマーセンターに連絡する時も、

「壊れたんだけど?」

くらいしか伝えないんでしょうかね。

 

 

もちろん私に送る場合、

2回目以降は簡潔で構いませんが、

初回から1行、2行は参っちゃいます。

 

 

私でしたら媒体を持っている立場なので覚悟はできていますが、

その感覚のまま女の子と接していたらまずいですよ?

 

相手が不快に思うかも知れない、とか

怒らせて無視されるかも知れない、とか

そういう可能性を微塵も考えていないのは危険です。

 

「そりゃうまくいかないでしょうね」

としか言えませんし、

「もっと自分と相手との関係のバランスを見た方がいいですよ」

というアドバイスしかできません。

 

 

まあ私みたいに嫌われたり無視される可能性を考えて、

いじったりするならいいですけど、

それだって悪い結果になっても相手のせいにはしませんよ。

 

どんなメールでも『さも当たり前』のように送るのは止めた方がいいです。

 

その人とやり取りをしたいと思うのであれば、

多少なりとも相手に与える不快感を考慮するようにしてください。

 

 

もしかしたら、ふとしたことが相手の気に障ることだってあるのですから。

 

特に女性は感情的で敏感な生き物です。

 

男だったら「まあ、きっとよかれと思って送ってくれたんだろうな・・・」

と思えることでも、

「なにコイツ!人の気も知らないで最っ低!!」

って思ってしまうのです。

 

 

メールの恋愛テクニックの場合は、

「じゃあ怒らせた後、どうしようか?」

という内容になるわけですが多くの場合は、

なんで怒っているのかが分からないから

結局使えていないのが現状です。

 

 

例えば私も今、ある一人のキャバ嬢から

メールでずっと説教されているわけですが(しかも結構ガチで)

こっちからしてみたらしてやったりなわけです。

 

関係が薄かったら客に怒ったりはしないし、

無視する可能性が高いからです。

 

ましてや私はまだこの娘と2回しか会ってません。

 

ずっと指名し続けている娘なのであれば、

そりゃ怒られることもあるかも知れませんが、

まだ『固定客』にもなっていないのに、

そんな危険なことをするキャバ嬢は普通いません。

 

ニコニコするのが仕事ですからね。

 

 

なんか10歳以上も年下の女の子に説教されるのは情けないですが(笑)

それでいいわけです。

 

多分、この娘も後3回くらいでいけると思います。

 

 

初回は全然手応えがなくて「無理かなぁ」と思ったんですけどね。

 

そしたらメールのやりとりをしているうちに、

結構感情的でワガママな娘だということがわかり、

「そうだ、怒らせてみよう!」

と思ったわけです。

 

それが功を制してメールの数が、

自分より相手の方が増えて、毎日のように送ってくるようになりました。

 

今では私はほとんど送っていません。

 

それでも来るんですよ。

 

まあ大体いつも怒られるんですけどね(笑)

 

 

これは『不快感』とは違うものです。

 

不快感でしたら無視するに決まってますからね。

 

何故なら私からはメールをしないし、

店にも行ってないわけですから。

 

これも1つのコミュニケーションになっているわけです。

 

キャバ嬢に「可愛いね!」とか「会いたいな!」

なんて送っても何の意味もありませんよ。

 

 

あ、そういえば最近リアルタイムでこんな面白い話がありました。

 

お店単位で仲良くなるとボーイさんとも連絡を交換するのですが、

その店で指名しているキャバ嬢からのメールを2通立て続けに2週間無視しました。

(普段はマメに返していて、突然無視したパターンです)

 

そしたらそこのボーイさんから「お元気ですか?」

ってメールが入ってきたんです。

 

このボーイさんは普段、営業時間中にメールなんてしてこないし、

先週お互いの休みに飲みに行ったばかりなんですけどね。

 

変だな~と思って、

「元気だよ!」

って返したら、

「それはよかったです。また飲みに行きましょうね。」

って。

 

今までも飲みに行ったけどこんなメールなんて来なかったので、

(もちろんその日に何か特別なことがあったわけでもありません)

「何の用だったんだよ!」

って思っていたのですが、

多分、指名嬢からの探りではないかな、と。

 

まあ事実は確認してないので分からないですけどね。

 

 

相手と自分との距離感を間違えなければ、

こういうこともできるわけです。

 

あなたと指名嬢との距離感はどうですか?

 

先日お伝えしたように、

自分の感覚よりも3割減以下で見積もった方がいいですよ。

 

私もいじりはしますが、

別に向こうから好かれているとは思っていませんから。

 

 

普段、仕事でビジネスメールを使わない人は、

非礼なメールになりやすい傾向にありますので、

気を付けてくださいね。