こんばんは、芦屋です。

 

私がやっていることはとてもシンプルで、

いろんな相談はあれどもアドバイスはほとんど同じです。

 

にも関わらず、

何故結果を出せる人と出せない人がいるのか?

 

それはとても簡単で、

相談者が『どれだけ客観的に自分の状況を判断できる器なのか?』

によります。

 

 

例えばこれは今月のテーマであるかのように書いていますが、

『都合の良いアドバイスだけを聞く』人が多数であるという現実。

 

 

お気に入りの指名嬢がいて、その状況が芳しくない場合、

そのままでは進展する見込みがないので『ひとまず引け』

とアドバイスすることが多いです。

 

「どれくらいか?」

と聞かれたら、

『指名嬢のことをどうでもよく思えるまで』

と答えています。

 

 

理由は簡単で、

キャバ嬢にとって『指名客に惚れられている』ほど、

理想的でおいしい展開はないからです。

 

「来て」と言えば来てくれるし、

誕生日にプレゼント付きでお祝いしてくれるのは勿論、

頭の中であなたが『今月の売り上げにいくら貢献してくれるか?』

という計算が自動でされるようになっているからです。

 

その予定額より下回ると、

過剰な営業を掛けてくるということですね。

 

それに気付かずヘラヘラ行くようでは到底落とせないし、

そもそもそう思われている時点で、

これ以上仲は進展しないと思った方がいいです。

 

 

月に10万円以上使っているなら、

せめて期待できて枕営業です。

 

アフターに行くのが当たり前になっているのであれば、

何かの拍子に御礼の意味を込めて、

身体を許してくれることがあるでしょう。

 

逆に月10万円以上も使っているのにアフターもできないようでは、

『自分は相当良いカモ』だと思った方がいいです。

 

まずそう思われていると言って間違いないでしょう。

 

取引条件もなく、

こちらの言うことだけを聞いてくれているのですから、

相手は支配下にいるという感覚でしょうね。

 

まさに理想のお客さんです。

 

 

そんな状態で行き続けて、

果たして関係が進展するのかどうか客観的に考えてください。

 

 

普通、それに気付いたのなら、

「そのパワーバランスを変えなくては・・・!」

と思うでしょう。

 

 

だったら引くのが一番なんです。

 

特にしょっちゅう行っているのであればあるほどですね。

 

その方がぽっかり空いた穴に気付きやすいからです。

 

1ヶ月に1回未満でしたら、

あなたが来なくなったことに違和感を感じないかも知れません。

 

ですが、週に1回以上のペースであれば、

翌月からパッタリ来なくなったことに大きな違和感を覚え、

すぐにあなたが来なくなったからだ、ということに気付くはずです。

 

 

これは私も実験済みで、

ある店に1週間毎日通いました。

(ちなみに初めて行った店です)

 

1人で行ったり、友人を変えて2~3人で行ったり、

最大で7人でも行きました。

 

店の中ではボーイさんにもお酒を出すなど全体的にはしゃぎ、

毎回1~2セット延長もするといった感じです。

 

もちろん一人の女の子を指名しています。

 

とにかく店中に私という人間に強い印象を与えたかったんですね。

 

店の規模が小さいことで、

それは簡単にクリアすることができました。

(お陰でだいぶ貯金が無くなりましたが・・・)

 

その後1か月一切連絡を取らずに放置し、

最後に行ってからまるまる一ヶ月後にこっそり来店しました。

 

すると店中が、

「芦屋さん!どこ行ってたんですか!?何やってたんですか!?」

といった感じで店長はやってくるし、

指名嬢は「わあっ!!」って大声を出すし、

他の女の子達も「ああ!」って声を出すし、

ちょっとした有名人気分になりました。

 

 

たった1ヶ月ですよ?

 

1ヶ月店に行かないなんて、

別に不思議でも何でもない話じゃないですか。

 

私だって普段は2~3ヶ月放置は当たり前なんですから。

 

でも強力な印象さえ与えて、その後パッタリ音沙汰を無くせば、

たった1ヶ月だけでその『空いた大きな穴』の存在に気付き、

誰しもその要因が、私が来なくなったことだと意識するのです。

 

 

逆にこれを中途半場にメールだけやるとか、

週1に減らすとかすると誰も何も思わないわけです。

 

だからやるなら大きく動かないと意味がないんですよ。

 

 

まず目的は何かということをはっきりと意識してください。

 

気に入った指名嬢と会えるだけ会うことが目的なら、

もちろん私は何も言うことはありません。

 

ですが指名嬢と『付き合いたい!』『ヤリたい!』と思っているのであれば、

絶対的に現状を変えないといけないわけです。

 

その為にはあなたの印象を変え、

相手の心の平穏を揺るがさないといけないわけです。

 

だからコンスタントに通っていたのであれば、

その分姿を消す、というのが有効なのです。

 

 

たったそれだけでいいんですよ。

 

そうすればよっぽど嫌われていない限り、

「え?どうして?私なんか悪いことした!?」

ってあなたのことを考える時間を増やすことができるんですから。

 

 

恋愛もセールスも映画も漫画もドキュメントも、

『ストーリーテリング』が重要になってきます。

 

人は平穏を望みながら、

変化のない生活には退屈を感じます。

 

 

映画や漫画でも、例えラブロマンスであっても、

すれ違いや障害がなく、ただ最初から最後まで

主人公とヒロインがひたすらイチャイチャしてるだけでは

何の面白味も感じませんよね。

 

ドキュメント番組も例えば災害があった時に

ニュースで『被害者が○○万人です』と言われても、

自分に縁のある地域でもなければ

「うわ・・・すごい規模だな」と思うだけだと思います。

 

ですがその何十万人の中からたった一人をピックアップして、

その一生涯を振り返ったものであれば、

まるで自分も渦中にいたかのような感覚に陥るわけです。

(だからマスコミはそういうドラマになれる人を探すのです)

 

 

セールスも「こんな商品がありますよ」というだけよりも、

どういう背景があって、どういう信念・理念があって、

どういう紆余曲折があって辿り着いたのかを説明した方が、

よっぽど売れるわけです。

 

 

セールスページって何であんなに商品外のことまで、

あんなに長々と書いていると不思議に思ったことないですか?

 

「こんなこと書かずにスペックだけ書けばいいのに・・・」

って。

 

 

それはああやってストーリー仕立てにすることで、

読み手が引き込まれていくので、

読むだけでその効果を疑わなくなり、

信頼を寄せてしまえるからです。

 

簡単に言えばスペックを並べるだけより売れるってことです。

 

 

芸能人でもその人の背景を聞いてファンになったことないですか?

 

『昔は貧乏だった』『ファン思いのすごいエピソードがある』

『親に虐待されていた』『何度もオーディションに落ちたけど諦めなかった』

『片親に育てられて恩返しがしたい』『いじめられっこだった』

 

それも全部ストーリーの力です。

 

 

こと恋愛自体においても同じで、

カップルですら『倦怠期』という言葉があるくらいなので、

刺激がないのは破滅を招きかねないということです。

 

 

私も今までで一番愛された女性は、

私が一番冷たくした人でした。

 

その前に付き合っていた女性に浮気されてフラれたことで、

私は女性不信というか、

「どうせコイツも浮気して別れるとか言い出すんだろ?」

と思っていたので、カップルらしいことはほとんどしなかったんですね。

 

クリスマスや誕生日にもプレゼントをあげないばかりか、

一緒にも過ごさなかったし、

「会いたい」と言われても仕事を理由に断っていました。

(本当に仕事が忙しかったんですよ!)

 

月に1回しか会いませんでしたね。

もちろん同棲とかもしていません。

 

デートする前に「お弁当作ってあげようか?」

と言われても断りました。

 

相手が連絡もなく遅刻してきて、

「ごめん」の一言もなかったことが2回続いたので、

「3回目はないよ?」と言いましたが、

それでも無断遅刻したので帰ったこともあります。

 

 

はたから見れば「よくそれで付き合ったね」

という話ですが(私自身もそう思う)

私の一挙手一投足に大きく喜怒哀楽したのは彼女だけでした。

 

「どうせすぐ『帰る』とか言い出すから」

と言って、一日中ラブホテルに閉じ込められたこともあります。

 

私がその気もなく寝ていたら布団を取り上げられ、

いきなり服を脱がされたこともあります。

 

もし私が普段から、よしよしなでなでして、

「何でも言う事聞くよ!」と言い、

毎日「好きだ!」「愛してる!」と告げていたら、

間違いなく半年もしないうちに飽きられて捨てられていたでしょう。

 

 

人はマイナスの感情が大きければ大きいほど、

プラスになった瞬間の喜びが大きいのです。

 

生まれた時から裕福な家庭に育つよりも、

借金まみれから抜け出せた方が幸せを感じますし、

親の会社を引き継いで社長になるよりも、

社内一厳しい上司に怒られながら仕事をし、

ある日その人に認められた方が達成感を感じますし、

恋愛でいえばロミオとジュリエットなんてその典型です。

 

 

プラスを感じさせる為にはマイナスが必要なんです。

 

ドラマでも漫画でも必ず障害がありますよね。

 

セールスページでも『苦悩の期間』や『失敗談』がありますよね。

 

ドキュメントでも途中で「・・・しかし!」とか「・・・かと思われたが!」

みたいなことを繰り返しますよね?

 

 

全部プラスになった瞬間に感動を大きくするためです。

 

 

いってみればあなただって、

お気に入りのキャバ嬢を初日から当たり前のように落とせていたら、

多分何の感動もないと思いますよ。

 

でもようやく落とすことができたら感動も大きいと思いませんか?

 

 

世の中のプラスはマイナスがないと見えないものです。

 

歌詞なんかによくある、

『失ってはじめて気付くあなたの大切さ』なんて当たり前の話です。

 

 

だからあなたもキャバ嬢にとって

『あなた』という存在をプラスにしたいのであれば、

まずはマイナスを引き起こさないといけないわけです。

 

真面目な話、綺麗ごとだけで落とせるのは、

あなたがキャバ嬢のタイプだった以外にありません。

 

『興味なし』から『恋愛対象』に入る為には、

何度もいいますが相手の感情をシェイクしないといけないんですよ。

 

それをしないというのは、

自らルックス勝負に出ているということです。

 

 

まあ自分の見た目に一定の自信があるならそれもいいですが、

私のようなブサイクはそんな余裕はできないわけです。

 

だから常に相手を引っ掻き回すのです。

 

そっちの方が遥かに効果的ですからね。

 

 

ですが多くの相談者は『引け』と言われてもできません。

 

このまま続けていれば関係が良くなると思ってばかりです。

 

多分、過去を含め、ある程度はモテていた人でしょう。

 

ですが現状上手くいっていないのであれば、

どんな小さいことでも『上手くやっている』という自信は捨てることです。

 

 

確かに人間、30歳を超えると『大抵のことは経験した』という謎の感覚が生まれ、

自分の意見と違うものには真っ向から否定したくなります。

 

ですが世の中知らないことばかりです。

 

1つを知れば、知らないことが10個増えるだけです。

 

その内の1つを学んでもまた足りないことが10個出てきます。

 

ソクラテスではありませんが、

結局、自分は無知なんだと知ることから始まります。

 

 

頭だけで結論を出さずにまずは疑っても行動してみること。

 

30歳以上の人に足らないことってそれだと思いますよ。

 

10代、20代までは知らないことばかりだと自分で認識していたので、

バカなことでも何でもとにかくやっていたはずです。

 

 

はっきり言って私だって年齢にそぐわない行動ばかりですよ。

親からも「いい加減、落ち着いて結婚しろ!」って言われてますしね(笑)

 

ですがこんな知らないことばかりの世の中で、

毎日新しい発見があるのです。

 

そうそう簡単に落ち着いていられないですよ(笑)

 

 

さっさとキャバ嬢を落とせるようになりたいなら、

いろんな店で指名嬢を作り、いろいろ実験してみることです。

 

1人に固執するから守りに入るんですよ。

(って何度も言っているんだけどなー)

 

 

経験の多さがモノをいう世界です。

 

 

『急がば回れ』

 

認知度の割に実践されない言葉ですが、

現状を打破したいなら、自分を変えなくては何も変わりませんよ。