特に若い人に多いのですが、
会話のボキャブラリーが少なすぎます。
大体、何を表現するにしても、
『マジで~』
『これ、ヤバイっしょ!』
『いや、普通に○○だけど・・・』
の3パターンで終わってしまいますね。
そんなので会話が続くはずもありませんし、
はっきり言って、馬鹿っぽいです。
確かに親近感を持たせたいのであれば、
女の子も、「ヤバイ」か「カワイイ」ばかり言うので、
近いものはあるかも知れません。
けれど、実際に私を知っているキャバ嬢に、
上記のような言い方をしてみたことがあるのですが、
必ず、
「え~、その喋り方嫌だ!」
と言われます。
理由を聞くと、やはり
①つまんない
②馬鹿っぽい
③キャラじゃない(まあ、これは知り合いなので仕方ないですが)
ということでした。
それもそのはず、
キャバクラは会話が命なのですから、
そこが下手糞だとどうしようもありません。
例えばお笑い芸人を思い出して欲しいのですが、
長年やっている面白い人って、
何でもない会話まで笑えてくるじゃないですか。
ダウンタウンの松本さんなんて良い例で、
『箸が落ちた』というだけのことでも、
笑いが起こせるように会話を組み立てています。
それはイントネーションだったり、
強調する部分だったり、前後の言葉だったりします。
一方、一発屋で終わるような若手芸人の場合、
勢いと意味不明な擬音語だけで笑わせようとしていますよね。
アレを聞いて面白いと思いますか?
「やっぱりお笑いは○○が最高だよな!」
と思える人って、例外なく言葉だけで笑わせることができる人です。
ただ相方の悪口を言ったり、
身内ネタを話して、
「それはヤメロや!!」
ってツッコんでいる芸人を見ても全く面白いとは思いません。
最近の芸人ですらコレなのですから、
一般人のボキャブラリーの無さは本当に致命的とも思えるわけですね。
勿論、いきなり面白く喋れることはできないと思いますので、
まずは具体的に説明できて、相手に伝えられるようにして下さい。
何を聞かれても、
「いや、マジでヤバイって!」
「え?俺、フツーに○○したりするよ?」
とかの意味不明な言葉を使っている限り、
ホステスに「この人と話すの面白い!」と思われることはありません。
一度、長年キャリアがある芸人のラジオを聴いてみた方がいいですよ。